令和7年10月5日(日)午前9時より、金沢市伏見台小学校体育館にて伏見台校下自治会主催の防災訓練が開催されました。

今年のテーマは「在宅避難を考えよう」。
地震や豪雨などの災害時に、避難所だけでなく“自宅で安全を確保する”という選択肢を学ぶ内容でした。
今回の訓練は、自治会の会長・副会長がペット災害危機管理士®1級取得者であり、4級講座からご縁のある方々でもあることから、講師としてご依頼をいただきました。

前半のセミナー(9時~10時)は、ペット災害危機管理士®統括責任者の鈴木清隆が講師を務め、「在宅避難を考えよう」と題して講演を行いました。
会場には地域住民の方々が数十名着席し、金沢市周辺のハザード情報を交えながら、在宅避難の意義や備えの方法、そして高齢者やペットとの関わりについて熱心に聞いてくださいました。
また、災害発生前に家をシェルター化する方法や、置いてはいけない家具の配置等実践的な内容にも多くのうなずきが見られました。
質問コーナーでは「在宅避難を決める際の判断基準は?」「ペットと一緒に避難する場合の注意点は?」など、具体的で前向きな質問が多く寄せられました。
終了後も会場では質問が続き、ペット災害危機管理士®講座への受講希望の声も上がりました。

後半(10時~12時)は、感震ブレーカーの展示や非常用トイレ体験、家庭での備蓄品紹介、ラップを使った防災クッキングなど、多彩な体験コーナーが設けられ、住民の皆さんが楽しみながら防災を学ぶ時間となりました。

小雨の降る日曜の朝にもかかわらず、多くの住民が参加され、防災への関心の高さを感じました。昨年の能登半島地震から1年半が経過した今も意識を保ち続ける伏見台校下の皆さんに深い敬意を表します。
地域の共助を基盤とした防災力の高さに感銘を受けるとともに、私自身も多くの学びと気づきをいただいた貴重な一日となりました。
この様に、全国でペット防災に関するセミナーや防災訓練時にペット災害危機管理士®としてお話をさせて頂きます。
是非お声がけください。お待ちしております。