2025年11月2日(日)10:00~13:00、目黒区主催の目黒区総合防災訓練「めぐろ防災フェスタ2025」に、全日本動物専門教育協会およびペット災害危機管理士会として出展いたしました。

当日は、岡特任講師ご夫妻をはじめ、鈴木統括責任者、古川1級講師が中心となってブースを運営し、有資格者の日與川さん(羽村市)と津村さん(目黒区)がサポートスタッフとして参加しました。朝から多くの来場者が詰めかけ、会場は活気に満ちあふれていました。


古川講師
津村さん
日與川さん
ブースでは、ペット同行避難の方法や在宅避難の準備、災害時におけるペットとの安全確保について解説を行いました。
展示パネルでは、災害発生時の避難行動や避難所でのペットの受け入れ方法をイラスト入りで紹介し、足を止めて熱心に見る方が多く見られました。
また、「ペットと同行避難時の重さ体験」コーナーでは、避難リュックを実際に背負ってその重さを体感していただきました。
子どもから大人まで多くの方が挑戦し、「これだけの荷物を持って避難するのは大変ですね」といった声が寄せられ、日頃の備えの重要性を実感していただけました。

ブース内にはペット用防災グッズや非常食、応急処置用品などが展示され、来場者が手に取りながら説明を受ける姿が多く見られました。
柴犬など実際にペットを連れて来場される方も多く、動物を通して自然に会話が生まれ、ペット防災の輪が広がる場となりました。

子どもたちがぬいぐるみの犬に触れながら災害時の行動を学ぶ姿も印象的で、家族ぐるみで防災を考えるきっかけになったようです。

また、当日は青木区長をはじめ、鈴木区議会議長、区議会議員の皆様、危機管理課長など多くの行政関係者にもお越しいただきました。
特に鈴木議長はペット災害危機管理士の資格を保有されており、本会の取り組みに深い関心を示されました。
地域におけるペット防災のあり方や、行政との連携の可能性について意見交換が行われ、今後の協働へとつながる有意義な交流の場となりました。
会場全体では、自衛隊による炊き出し訓練や防災車両展示なども行われ、多くの親子連れで賑わいました。
快晴のもと、当ブース周辺には常に人だかりができ、本会ののぼり旗や大型のぬいぐるみが来場者の注目を集めました。

終日にわたりブースは非常に盛況で、ペット防災に対する社会的関心の高さを改めて実感する一日となりました。
今後も行政や地域、市民との協働を通じて、「ペットも家族として守る防災意識」の定着を目指し、より多くの人々に寄り添った啓発活動を展開してまいります。
