吉田達也さん

【資格取得年月日】2015年1月22日

株式会社アップストリーム代表取締役。「ワンちゃんと一緒に食べられる焼肉店」など、都内各地でさまざまなスタイルの飲食店を展開。ペットを通じて社会に「癒しの空間」を提供できる会社にしたいと奮闘中。

愛玩動物救命士を取得するきっかけは何だったのですか?

現在の仕事に就いたきっかけは、飲食店をやっていると、お客様が喜ぶ顔を目の前で見られ、それが素直にうれしいと感じたからです。もともとの動物好きとあいまって、愛犬と食事ができる喜びをお客様に届けたいと考え、当時の飲食業界では目新しいペットが同伴できる焼肉店の開店を皮切りに、起業しました。

愛玩動物救命士は、現場で急な対処が必要なときに役立つだろうと考えて、スタッフと一緒に受講し取得しました。幸いなことにまだそうした状況に遭遇したことはありませんが、スタッフの中で何名か愛玩動物救命士の資格を保有していると、来店されているお客様に安心感を抱いていただけますし、お店にとっても大きなメリットになっていると思います。

仕事にやりがいを感じるのはどんなときですか。

私たちは食空間を通じて、「癒し」の空間を提供していきたいと考えているので、やはり嬉しいのは、お客様に喜んでいただいたときですね。たとえば、年配のご夫婦が自分たちの子供のように愛犬に話しかけながらお食事されています。このご夫婦は、愛してやまない愛犬といっしょに、かけがえのない人生の時間を私たちのお店で過ごされているわけですよね。そうした場面に出会うと、私はそれだけで本当に嬉しく、この仕事をやってよかったなぁと思えてくるんです。

お台場店にて スタッフと

動物と接する中で心がけていることはありますか。

私たちはわんちゃんと一緒にお食事をする場所を提供していますが、その中でごく稀に、明らかにマナー違反をされるお客様がおられます。ご自宅にいるときとは違って、他のお客様もいらっしゃる中で食事をしているわけですから、飼い主の皆様がどれだけマナーを身に着けているのかが問われます。

公共の場では当然、動物を苦手とする方が一緒にいる場合もあります。また、ちょっとしたペットの行動が、お子様や高齢者の方などをびっくりさせて怪我につながる怖れだってあります。そうしたときに必ず問われるのは、飼い主のマナーであり、モラルの向上です。

私も飲食業界の人間として、そして、それ以前に一人の飼い主として、これは何よりもしっかりさせていきたいと考えています。

愛犬のオレオと過ごすひと時が癒される時間

この仕事を通して一番伝えたいことはなんですか。

人と動物との心の絆を深めることで「命の大切さ」を伝えていきたいと思っています。命あるものに対して無責任な飼い主がいるのを見ると、本当に残念ですし、無性に腹が立って我慢できなくなることさえありますからね。

まだまだ若輩者なので、ささやかな力しか持ち合わせていませんが、この仕事を通して、人と動物との絆を強めるのに貢献していることを、来店のお客様ひとりひとりに肌で感じていただければいいな、と考えています。

これからの活動や、今後の目標について教えてください。

私たちの人生のどこにでもペットがいる、いっしょに生きることを楽しみ、喜び合える仲間・友人がいつもそこにいる ― そんな社会を実現したいと思っています。もっと人間の生活の中にペットが自然に入り込んで毎日を過ごせる社会にしていければいいですよね。

今後はこのテーマをどんどん押し広げていき、旅行や介護などの事業に挑戦するつもりです。人が人生を楽しんだり、経験を積んでいく分野で、ぺットと共生できる生き方に協力できれば、と考えています。