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能登災害報告その2 |
平成19年6月 |
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能登大地震から、二ヶ月が経った。
町外れに多くの仮設住宅が建ち、被災した人々の仮の生活がスタートしつつある。住まえる期間は2年間、それ以後は、自らの努力で再び住まい探しとなるのだが。
動物たちもホット一息 |
地震被害が最大だった輪島市門前町も花の季節を迎えていた。 |
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門前町に設置された被災動物の一時救護避難施設(仮設動物診療所)も被災動物たちのシェルターとしての受け入れを終了。 |
フクロウの子育ても始まり、巣から落ちた子共のフクロウが門前町の仮設動物診療所に預けられていた。「2ヶ月後に放鳥予定」と、同診療所の川尻獣医師が説明してくれた。この季節子フクロウが届けられることは珍しくなく無事野生に戻すケアが続いている。この子の愛称は 「ポッポちゃん」早く元気になってね! |
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門前町仮設診療所の川尻剛獣医師
先生ご自身の診療施設(かわしり動物病院)も今回の地震で全壊。
現在病院再開に向けてこの仮設診療所でがんばっているのだ。 |
被災者の方々の多くが仮設住宅jに移り、町に平静さが戻りつつある。その一方、7月に予定された「ごうらい祭り」は、中止になる可能性もあるという。人々と動物たちが心の平静を取り戻すのはいつになるのだろうか。 |
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地震後、アニマルシェルターに預けられていた、「星野チビ(15歳)雑種♂」。今は、仮設住宅の軒下にゲージをしつらえてもらって家族と暮らすことが出来るようになった。 |
仮設住宅で動物と共に暮らすことは、様々な問題を抱え協議されてきた。新潟地震の被災者の方々のアドバイス等もあり、ここ門前町では共に生活することが可能となった。
両親の面倒を見に帰郷中の星野六郎氏の長男、芳永さんがお母様と一緒に語ってくれた。
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犬の鳴き声など、仮設住宅内での騒音は、一番の悩みの種だ。ここに2年間の期限付きでの生活が始まろうとしている。 |
車が一時シェルターに!!
3月25日の地震発生から一週間、余震におびえながら車の中でチビと過ごした。憶えているのかチビは車の中でとても落ち着いているのだ。 |
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門前の鹿磯漁港にも活気が戻っていた。
今はイカ漁の最盛期、全国からイカつり漁船が集まり、夜を徹しての漁を終え、朝早く港で水揚げの順番待ちとなる。豊かな漁場も失われてはいなかったようだ。 |
ポッポちゃんが野に放たれる時期もすぐそこに!
奥能登の動物たちにも、早く平和な日々が訪れるよう!!
私たちは
願っています。 |
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能登大地震から6ヶ月報告その3 |
関西テレビ”特報アンカー”にて放送! |
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ニュースアンカーで放送
2007年9月25日能登大地震から6ヶ月。
川尻先生のどうぶつ病院復興へのドラマが、関西テレビ「特報アンカー」にて
放送されました。 |
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平成19年3月25日の能登大地震から6ヶ月が経った、9月24日。仮設診療所に川尻先生の姿があった。
地域の動物たちは、地震のストレスによる疾病は残るものの、少しずつ落ち着きを見せているとのこと。
最近は、平時の診療科目が増えつつある、と語ってくれました。
この日も、目に疾患のあるわんこの診察。
病院の再建を目指す川尻先生だが、
未だめどはたっていないのが現状。
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獣医師の
”ナルホド情報室”
WAN!ポイントアドバイス
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●このコーナーは、愛玩動物福祉協会の獣医師の日々の臨床から得た飼い主の方々に役立つ知識を紹介しています。立場の違う専門家の皆様の様々な意見があると考えられますので、一つの参考意見としてお役立ていただけましたら幸いです。又、このコーナーを参考にした閲覧者が事故や問題を生じた場合でも、愛玩動物福祉協会並びにPPR事務局は一切の責任は負いませんのであらかじめご承知おきいただきますようお願い申し上げます。
*普段からわからないことは、最寄りの獣医師に相談するよう心が けて下さい。 |
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| 冬 |
冬に注意したい病気・症状
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1位 泌尿器の疾患
尿道の長いオス犬は特に気をつけること。メス犬も膀胱炎などに注意してください。
オス猫で尿石症を伴う尿道炎や膀胱炎を起こすことがあります。トイレに入って、なかなか出てこなかったり、おしっこが出なくて唸っていたり、何度もトイレに行くようならば便が出ない(便秘)または、おしっこが上手く出ないのです。
おしっこが丸一日出ないと尿毒症や腎炎で亡くなってしまうこともあります。緊急で、動物病院に行ってください。 |
2位 関節などの疾患
人間もそうですが、冬になると関節などの痛みが起こることがあります。6才以上の高齢犬(特に10才以上)は、腰骨が痛くなることがあります。坂道や階段などの段差が上り下りしにくくなります。 フローリングは滑りやすく、腰痛や股関節、膝の病気になりやすいで気をつけてください。 |
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3位 心臓・循環器系の疾患
初期の徴候は「咳」です。元気がなくなったり、休んでることが多くなりますので、よく観察していてください。
ハァハァと息をしている時の舌が、いつもより青白いことで発見できます。 |
4位 伝染性の疾患
予防接種(ワクチン)を注射することで、症状は軽くなります。5位に挙げました呼吸器疾患にも関係しますが、ケンネルコフ(犬の咳)にも罹りやすくなる季節です。ジステンパー(神経症状)やパルボウイルス感染(消化器症状)も流行する季節です。猫では、目やにや鼻水が出ます(猫のウイルス性鼻気管炎) |
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5位 呼吸器疾患
冷たく乾いた外気を吸い込むことで咳が出ます。そこで、免疫力が下がっているとケンネルコフや肺炎を併発します。発熱、鼻水や目やに、くしゃみもします。(風邪のような症状)。特に高齢の動物ですと、心臓疾患でも咳をしますので、その見極めが必要になります。加湿器を点けることで改善されます。掃除をきちんと行い、部屋の換気もしてください。 |
その他 コタツの中やホットカーペットの上で寝てしまうことで、「低温ヤケド」になります。これは、ヤケドをして数日後に気がつくことがあります。動物は被毛があるので、発見しにくいです。
皮膚は真っ赤になり、数日後には水ぶくれになることがあります。薬やクリームなどは塗らずに、動物病院に連れていってください。 |
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| 夏 |
夏は、熱中症対策を! |
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<症状>
・愛犬が「ハァ、ハァ」と あえぐよう な呼吸をしていたら、熱中症(熱射 病 )の可能性が高いです。 ・耳を触っても、いつもより熱い。(体 温の上昇)
・見つけて声をかけても、横になった まま 呼吸が苦しそうだ。
・意識は無いこともあるが、意識は あっても目しか動かさない。
・下痢している、失禁している。
・見つけるのが遅れたら、元に戻る ことが難しくなって、死亡することも あります。
<原因>
・「熱中症」は、熱のこもりやすい室 内(西日の当たるマンションの部 屋)や自動車内などで、
愛犬だけで留守番させている時で す。
・まだ日の高い午後に照り返しの強 い舗装道路を散歩することや、庭 に繋がれて日陰に入ることができ ずに、
直射日光に当たっていることで起 きる熱射病もあります。
・炎天下に置いた車の内は、短時間 の間に高温状態になります。
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<治療・対処法>
・気が付くのが早ければ、治る確率も高くなります。
・意識があるのならば、冷たい水をたくさん飲ませ
ゆっくり休ませる。
お風呂場で体全体に水をかける、または、木陰に
移して水をかけるなどして、急いで、
体の内から熱を放散させ、体温を下げてあげま ょう。
・氷水をいきなりかけるのは注意が必要です。急激 に血管が縮まり、悪化することがあります。
・わきの下や首の付近、後足の付け根(股間)に氷(アイスノン)を当てて冷やしてあげると良い。
それは、この付近に大きな血管が集まっていて、そこから末端に分岐しているからです。
・脱水症状の改善には、水を飲ませることが最適です。
しかし、ただの水では体が水分を吸収できず、尿としてそのまま体外に排泄されてしまう。
緊急の時には、人間用のスポーツドリンクなどを 飲ませるほうがいい。
スポーツドリンクには、ナトリウムなどのミネラルがバランスよく含まれているからです。
・また、一気に大量の水分を飲ませることも危険な場合があります。一気に血液が薄まったり、
胃や腸などの消化器官がビックリしてしまいます少しの量を飲ませて一旦様子を見てから、
また少しの量を与えるようにしてください。
・動物病院では、体温を冷やしながら点滴をして水分や電解質バランスを整えます。 |
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・犬は被毛に覆われているので寒さ には比較的耐えることができます が、逆に暑さには弱いです。
犬の体表には汗腺がありません。 ただし、肉球の所に汗腺がありま す。
体温を下げる方法は、ハァハァと 舌を出して熱を発散させ、呼吸す ることによって
空気の出し入れを 行うことで熱を発散させます。
・特に気をつける犬種としては、鼻 の短い、短頭種犬。
たとえば、シーズーやペキニーズ、 パグ、ブルドッグ、ボクサーなどで す。
・短頭種のワンちゃんは、解剖学的 に、首の部分が圧迫されていて、 のどの部分が狭く、
体温調節を行うのに十分な長さと 機能が保たれていません。
・軟口蓋がのどに近いため、息を吸 うたびに気管内に落ち込み気道を 塞いで、呼吸がしづらくなります。 |
<予防>
・一般的な予防法としては、外気温が急上昇するような夏場は、室内の風通しに気をつけて、
室温が上昇しないように、エアコンをつけたままにしておくことが重要です。
・新鮮な水をたっぷり入れた容器を室内の何カ所かに置いておく。
・また、外気温の高い梅雨時期や夏場などは、
直射日光のあたる屋外駐車場の車内に、
愛犬をひとりきりで留守番させないようにすること
・短頭種犬の場合に限りませんが、若いころから太 り過ぎ、肥満傾向にならないように健康管理を行い、太っているなら、ダイエットをしましょう。
・お散歩は、暑くなる前の朝方か、地面が冷える時 間まで待って夕方の散歩をしてください。 |
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・体重が増えたり、肥満していると気 管は押しつぶされたように変形し てくる。(気管虚脱)
少し運動したり、興奮しただけで、 苦しそうな「ゼイゼイ」という荒い呼 吸になります。
いびきもかくようになります。
・体質的、機能的に呼吸機能に問 題のあるワンちゃんが、高温多湿 になってしまった室内や車内で
取り残されると体温が上昇してき て自分でコントロールできなくなり ます。
・脱水症状を起こし、血液循環が悪 くなる。酸欠状態になって、舌は真 っ青になり
(チアノーゼ)、意識がもうろうとし て、最悪の場合はショック状態で 死に至ります。 |
過信は禁物!!
なるべく早く最寄りの獣医師に相談しましょう!! |
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・この頃多いのは、ゴールデンレト リバーやチワワです。
昔は、シベリアンハスキーやアラス カンマラミュートが多かったです。
・どんな犬にでも起きます。もちろん 猫にもありますが、比較的猫は少 ないかもしれません。
・今のマンションやアパートは、機密 性・遮音性も高く、安全性も高いの ですが、
空気の通り道が無いことも多く、す きま風も通らないでしょう。
また、クーラーもタイマーで時間が くると消えてしまったり、部屋に閉 じ込められていて、
逃げられないこともあります。 部 屋が広かったり、部屋数が多けれ ば、暑さから逃げることも
可能になります。
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新潟で再び大地震災害が発生!! |
刈羽村へ協会獣医師が緊急出動!! |
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平成19年7月16日、震度6強の地震が再び新潟を襲った。当協会では、地震2週間後、協会の獣医師と共に、調査のため新潟県刈羽村へ入った。今回の調査へは、能登大地震で被災した当協会の獣医師会員も同行、被災者を見舞い、飼い犬や飼い猫の状況を視察、ケアやアドバイスを行った。 |
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想像以上に被害は深刻だ(災害地写真へ) |
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能登地震から1年!! |
被災地の動物たちは!?どうなってるの? |
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石川県で起きた能登半島地震から一年を迎える3月下旬、被害の大きかった門前町を再び訪れた。
地震の影響で道路に突き出たマンホールを改善する下水工事がやっと始まっていた。
道路は片側通行となり、道路沿いに展開するお店にも影響が・・・。
震災の爪痕は一年を経ても色濃く人々の生活に深刻な影を落としています。 |
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地震後、仮設住宅で暮らす星野六郎さん (76歳)と愛犬のチビ(15歳)。
仮設住宅で一緒に暮らせることになって一安心もつかの間、間もなく3キロ離れた市営住宅へ移ることになるという。チビは地震のショックか、避難した自動車の中に寝泊まりの毎日。
市営住宅への転居には大きな問題が。
ペットが一緒に暮らすことが出来ないのだ。六郎さんと妻の嘉津子(カツコ)さんは、今それがもっとも心配の種。
チビを里親にでも出そうか・・・と、深刻に悩んでいる。
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チビが暮らす軽自動車、20年7月に車検が来るという。
六郎さんも新車に変えたいところだが、チビの安心した顔を見ていると、もう一回車検を取ってあげようと決意している。 |
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地震から一年を経ても、災害の傷はまだ癒えていない。
被災した人々と動物たちにとって一日も早く安心して暮らせる日々が訪れることを願うばかりだ。 |
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能登地震から2年半!! |
2009-9月取材 |
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新かわしり動物病院みごと復活!!
川尻先生も元気でした。
門前の景観を保つため、町並みに併せた
病院は、とても落ち着いた雰囲気。
地震から2年半が経ち、復興は少しずつ進んできたようです。
震災前の静かな町を取り戻しつつあるように見受けられました。
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門前の町の景観にとけ込む”新かわしり病院”です。 |
*20年7月
地震後解体される 旧かわしり動物病院
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沿道のゆりの花も訪れる人々を歓迎 |
今年も”このはずく”が病院で巣立ちを待っています |
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復興住宅も完成。うちらもちょっと安心(^^) |
地震の爪痕が残る門前町’09年9月 |
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2011年7月
能登半島地震から4年
最大震度6強を記録した石川県輪島市
門前町にかつて被災した人々と愛玩動物を訪ねた。 |

2011年7月 能登門前町付近の美しい海岸線 |
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黒瓦が美しい町並みが展開する 
輪島市門前町黒島地区は海岸近くの小高い丘の傾斜地に、重厚な黒瓦と趣ある格子戸が特徴のこの地方独特の伝統的な町家が建ち並ぶ。江戸中期から明治中期に北前船の中継地として栄え、国の重要伝統的建造物群保存地区に保存されている。 |
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訪問した日は休診日だった。
自宅でくつろぐ川尻先生にお会いできた。震災後病院を再建。しかし患者も減った。
”門前町の人口も震災後は減っているように思う、この街の基幹動物病院なので
24時間携帯はONにしている。この4年病院の返済もあるので質素に日々仕事を続けている。
車も売った。自転車も乗らないのでほとんどこの街を出ることがない。
”
今は本当にこの街に根付いた診療が出来ているかもしれない”
と苦笑していた。
東日本大震災後何度もボランティアに駆けつけようと考えたが獣医師会より個人プレーは慎むよう通達があり、断念。お金を送ることにした。
今は街の基幹病院としてしっかり運営していくことで責務を全うしようと考えている。”余裕が出来たらシェルターなど受け入れも考えられるので”と現在の心境を語ってくださった。チビやカナ多くの街の動物のために川尻先生これからもよろしく願いいたします。
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震災直後かわしり動物病院 2011年7月 かわしり病院
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東日本大震災で被災した人たちに
何か一言を
帰り際に川尻先生に質問した。
意外な言葉が返ってきた。被災した人たちには申し訳ないけど想像以上に大変です。と。
しかし、自分も0から、嫌、マイナスからスタートしました。そして4年経って震災以前より物やお金は無くなったけれど、質素な暮らしを取り戻せたような、重荷がすっと軽くなったというか欲の重りがこそげ落ちた分、身も心も楽になったというか、不執拗な物に見向きもしない今が良いのかなと
考えるようになったんです。負け惜しみでなく、何もかも無くし4年が経った今、目標がハッキリして生活に無理がない、というか、無理が利かない(笑)
身の丈で生きることにむしろ安らぎを感じている。
良い
アドバイスにならないけれど、一つ言えることは「地震で被災し立ち直ってきた自分たちは、これから立ち向かおうとしている東北の人たちをこれからもいつでも絶対に忘れない!ということです。」
今後も出来ることを継続して支援します、と語ってくれた。 |
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「能登取材から4年が経って」
チビを里親に出そうかと考えた時期もあったが、何とか震災後を乗り切りチビと一緒の暮らしが戻ってきた。今は窓から見える静かな能登門前町の山々や自然に包まれやっと平穏な毎日を送れるようになりました。と星野夫妻は語ってくれた。2011年7月 |

2011年7月 愛犬チビ(20)と星野夫妻(ご自宅前にて) |
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4
年前 |
地震後、仮設住宅で暮らす星野六郎さん(76歳)と愛犬のチビ(15歳)。
仮設住宅で一緒に暮らせることになって一安心もつかの間、間もなく3キロ離れた市営住宅へ移ることになるという。チビは地震のショックか、避難した自動車の中に寝泊まりの毎日。
市営住宅への転居には大きな問題が。
ペットが一緒に暮らすことが出来ないのだ。六郎さんと妻の嘉津子(カツコ)さんは、今それがもっとも心配の種。
チビを里親にでも出そうか・・・と、深刻に悩んでいる。
*2007年の取材より
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4
年前 |
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チビが暮らす軽自動車、20年7月に車検が来るという。
六郎さんも新車に変えたいところだが、チビの安心した顔を見ていると、もう一回車検を取ってあげようと決意している。
*2007年の取材より |
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4
年後 |

星野さんご自宅前にて |
星野六郎さんは80歳、チビは20歳に!
4年前2007年にお会いしたとき星野夫妻は仮設住宅での避難生活。愛犬チビは車の中だった。今回は仮設から移動。市が用意してくれた市営住宅に何とか腰を落ち着かせることが出来た。ご夫妻とご長男、チビ(20)と猫のカナ(10)が一緒に暮らしています。

愛猫のカナちゃん(10)
星野さんは”外出先から帰ると玄関にいつも
チビとカナがちょこんと並んで座ってお出迎えしてくれるのが、ホントに嬉しい”と2匹の話しをてくれました。
門前に落ち着いた平安な暮らしが戻っているようです。
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4年前までは外で飼われていたチビも、今は家の中でのんびりと余生を送っています。幸せだなぁ〜 |

4年前チビが暮らしていた車もそのままに。
今はチビも超高齢犬。車にはい上がることが出来ない。
星野さんが一日4回も散歩に連れて行く。 |
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