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獣医師からの健康注意点

フィラリア予防を続けてください!《獣医師の健康注意点》

こんにちは。冬の気配を感じられるほど急に秋が深まりましたね。秋に入り気温が下がるとフィラリアの投薬を止めてしまう飼い主さんが多いので、今回はフィラリア対策についてお話します。

 

フィラリア症は「犬糸状虫症」とも言われ、心臓に白いそうめん様の虫体が寄生します。
その虫体が子虫を産み、その子虫が血管の中を流れ、飛んできた蚊がその子虫を含んだ血液を吸い、ほかの感染していない犬にうつす病気です。

フィラリアを媒介する蚊に刺されないことが最も重要です。蚊は気温15度~30度で活動が活発になると言われています。いわば今の季節はまだまだ要注意です。虫除け対策も継続しましょう。

 

知っておいて頂きたいのは、フィラリアに対する薬は「予防薬」ではなく「駆虫薬」「駆除薬」であるということ。
蚊を最後に見かけてから、プラス1ケ月または2ケ月は服用させると言われています。関東では11月くらいまで、気温の高い地域では12月くらいまで薬を続けることをおすすめします。

薬を服用すると、小さいフィラリアや未成熟のフィラリア(ミクロフィラリア)を殺す作用があり、その時点で駆虫しています。たとえば9月1日に内服すると、1ヶ月前の投薬日以降からの感染を無かったことにします。薬を飲んだ翌日には、薬は代謝・分解されてしまい体内には残っていないので、投薬した日以降に感染した分は次の投薬で駆虫し無効にできるということです。蚊が居なくなってから、プラス1ケ月または2ケ月後まで服用するのはそのためです。

※南に行くと蚊の発生時期も長くなりますので、旅行へ行く際には、獣医師に相談することをおすすめします。

 
「薬の投与」というと、飼い主さんの多くは毛嫌いしてしまい、「蚊が居なくなったんだから内服薬の服用は止めたい」と思ってしまうのも当然です。ただ、以上の理由で、蚊が居なくなった時期のプラス2ケ月(プラス2回分)、愛犬にお薬を与えることが重要なことを覚えておいてください。

 

犬糸状虫(フィラリア)は蚊の媒介によってのみ感染しますが、媒介する蚊の主なものは アカイエカ、 ヒトスジシマカなどよく見るごく普通の種類です。
感染した場合は、毛づやが悪くなる、咳、腹部が膨らむなどの症状がみられます。重篤になると、呼吸が苦しくなったり、心臓が苦しくなったり、血尿がでます。普段と様子が違うと思ったらすぐに動物病院へ!

 

気候が良くお出かけの機会が増える秋こそ、虫刺されには十分注意してあげましょう。

 

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獣医師からの健康注意点

犬の高齢期に備える《獣医師からの健康注意点》

こんにちは。ペットフードの改良や動物医療の発達により、年々ペットの平均寿命は延びています。喜ばしいことですが、寿命が延びたことによりペットにとって生きているうちの半分が高齢期に当たります。 犬の平均寿命は12~14歳、人間に換算するとだいたい64~72歳です。
小型犬のほうが大型犬より長生きし、今後もますます長寿犬も増えると思われます。今回は犬の高齢期に備えるお話です。

 

ギネス公認の世界最高齢犬

ギネス記録として公式に登録されているのは、オーストラリアン・キャトル・ドッグのBluey(ブルーイー)、29歳5ヵ月(1910年 – 1939年)という世界最高記録を持つ長寿犬として知られています。
オーストラリア原産の牧牛犬種の一つといわれており、オーストラリアン・キャトル・ドッグの平均寿命は、12歳~14歳だといわれていますので、いかに長生きしたかがお分かりですよね。犬種や体重によって異なりますが人間の年齢でたとえると、小・中型犬なら130歳を超えるくらい、大型犬なら180歳を超える長寿になるようです。
出生年を確実に証明できる犬としては、現在もこのBlueyが世界最高齢犬として記録を持ち続けているようです。

オーストラリアン・キャトル・ドッグ(ウィキペディア)

オーストラリアン・キャトル・ドッグ(ウィキペディア)

犬が20年以上生きることは、大変珍しいことであり、犬の長生きの秘訣には、飼い主の深い愛情と健康管理が必要不可欠であるといえますね。

 

老化のサインを見逃さないように

大型犬では5歳頃から、小~中型犬では7歳頃から高齢期を迎えます。
いつまでも可愛く愛らしい外見からは、年齢の重みを実感しにくいかもしれません。
老化は病気ではなく、自然に起きる状態ですが、飼い主の心がけ次第で、老化の進行を遅らせ、高齢になっても元気に過ごすことができます。
そのためにも老化のサインを見逃さないようにすることが大切です。
以下は一般的にいわれている「老化のサイン」チェック項目です。
■散歩に行くとすぐに疲れた様子で息があがる
■飼い主への感心が薄れてきた(呼んでも反応しない、おすわり・待てなどの指示に従わなくなってきた)
■昼間、寝ている時間が増えた
■毛が白っぽくなってきた
■飼い主から離れない(分離不安)
■理由もなく吠える、夜鳴きをするようになった
■皮膚や毛のつやが失われてきた

 

体や心におきる老化による変化を見守る

 

散歩

高齢になると筋肉や骨の量が減少してきます。今までより散歩を好まないかもしれません。嫌がるから歩かせないのでは、さらに筋力が衰えてしまうので、怪我や病気でない限り、散歩にでかけましょう。
五感を使う散歩は脳の刺激にもなるので、散歩コースを時々変えることもお勧めです。
寒い季節は出かける前に関節など優しくマッサージしてあげると、温まり動きやすくなるでしょう。

 

食事

心臓や消化器官の機能も低下するので、塩分を控えた、消化の良い噛み易い食事を与えることが必要になります。少量ずつ何度かに分けて与えるのも良いですね。
犬の食欲を刺激するのも大切です。体温と同じ温度に温めたり、においや香りをつける方法もあります。
今までしなかったような拾い食いや、おもちゃを誤飲するなどの行為も出てきます。
散歩ルートや家の中をよく点検して、飲み込んだら危険なものを取り除くことをしてあげましょう。

 

不安

毎日の生活が退屈だと人間同様に犬もぼける事があります。高齢になると子犬の時に教えたしつけを忘れることがありますが、根気よく優しく再度しつけていきましょう。飼い主さんがゆったりした気持ちで接してあげることで、高齢犬の不安も解消されます。
まわりに人がいないと不安になって鳴くことがあります。(分離不安)このような場合は、犬が安心できる場所を作り、リラックスできるようにすると良いですね。飼い主さんのにおいのするタオルや毛布など置くと安心できるでしょう。
聴力や視力が衰えると不安な気持ちになるのは人間も犬も同じです。ケガを防ぐためにも家具の配置を見直したり、フローリングの床が滑りやすく危険ならパネルカーペットを敷くなど工夫しましょう。犬の顔まわりを触ろうとすると、人間の手の動きを恐れ、自分を守る行動として咬むこともあります。
体や心に現れる不安を少しでも和らげてあげられるよう、飼い主さんと共に安心して暮らせる環境を整えてあげることが大事ですね。

 

子犬の時から健康管理

元気で長生きしてもらうためには、やはり子犬の頃からの生活習慣が重要です。規則正しい生活習慣をつけ、お互いが気持ちよく過ごせる環境を整えましょう。散歩にでかけ、一緒に遊び、愛犬が飼い主を信頼して精神面の絆を日々深めましょう。
体のケアは、特に体調が悪くなくても、年に1回は健康診断を受けましょう。
動物病院と定期的にコミュニケーションを取ることにより、獣医師から健康アドバイスなど受けやすくなるでしょう。
自宅でできるケアは、歯磨きの習慣をつけて歯石を予防すると良いです。人間も同じですが、歯の痛みで食欲低下、様々な病気の引き金になることがあります。

人間と異なり、犬の場合は3~5日で歯垢から歯石になることがあります。歯石になると家庭では除去できません。必ず動物病院で除去してもらいましょう。
犬の歯磨きを始めるのは早いほど良いですが、遅すぎるということはありません。スキンシップの一環で、飼い主も愛犬もリラックスできる環境にして、楽しく歯磨きの習慣をつけましょう。
噛んだ経験のある犬や、飼い主が「噛まれるかも」と不安や心配がある場合は、動物病院に相談することから始めてください。

 

こんな症状は赤信号!

■口臭がひどい
■歯が白くなってきた(歯垢がつきはじめた)
■歯が濃黄色になる(歯石の形成)
■歯肉が赤く腫れる
■歯肉からの出血
■歯がぐらつく、欠けたり抜けたりする

 

子犬の頃から楽しく歯磨き習慣をつけていれば、成犬になっても続けやすいでしょう。シニア犬は免疫力が低下しているので、歯垢・歯石を放っておくと歯周病が進行しやすいため、様々なトラブルや内臓疾患の原因にもなります。
犬は非常に我慢強いため、歯周の病気は飼い主に伝わりにくいので毎日のケアで気づいてあげることが重要です。

 

ワンちゃんは何より飼い主さんとのスキンシップが嬉しいでしょう。
体を優しくなでて、普段と変わったことがないか、痛がる箇所は無いか、おできが無いかなど観察しながら、仲良くできるなら一石二鳥ですね!


 

 

 

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獣医師からの健康注意点

犬・猫に危険な食べ物や中毒について《獣医師の健康注意点》

こんにちは。前回までごはんや食事について触れてきましたが、今回は犬や猫には危険や食物や身近にある植物毒についてお話します。手作りごはんを実践するときには知っておかないといけないものから、散歩や室内に飾っている観葉植物まで、代表的なものを挙げてみました。大切な愛犬愛猫が誤って口にしてしまわないように、知っておきましょう!

犬・猫には害になることがあるため、与えてはいけない食物

1. ねぎ類(玉ねぎ・長ねぎ・ニラ・にんにく)・・・有害なアリルプロピルジスルファイドという成分が赤血球を壊し血尿や下痢、嘔吐を起こす恐れがあります。加熱しても毒性は消えません。

2. チョコレート・・・カカオに含まれるテオプロミンが原因で、下痢や嘔吐など中毒を引き起こします。

3. ブドウ・干しブドウ・・・皮に強い毒成分があり腎不全の原因になります。

4. アボカド・・・ペルジンという毒成分が原因で、下痢や嘔吐など中毒を引き起こします。

5. キシリトール・・・低血糖を招き、肝障害の原因になります。

6. 香辛料・・・耐性が低いため肝臓障害を引き起こしかねません。

7. 鶏の骨・・・鋭利に裂けやすいので、胃腸を傷つけます。

8. アルコール・・・体内で分解できないので、少量でもアルコール中毒を引き起こします。

 

犬・猫には注意して与える必要がある食物

1. 生魚・イカ・タコ・・・消化が悪いため、消化不良(下痢・嘔吐)の原因になります。

2. カニ・えびなどの甲殻類・・・ビタミンB1を分解する酵素が含まれるため与えないように。

3. 煮干し、のり・・・マグネシウム過剰で尿路疾患を起こすことがあります。

4. 生の豆・ナッツ類・・・消化が悪いため、消化不良(下痢・嘔吐)の原因になります。

5. 生卵・・・生食はアビジンという酵素が皮膚炎や成長不良を引き起こすことがあります。加熱すれば問題ありません。

6. ほうれん草・・・シュウ酸がカルシウムと結びつき「シュウ酸カルシウム」になり、腎臓や膀胱に溜まると尿石症に繋がります。シュウ酸は水に溶けるので与えるときは茹でてアクをしっかり抜いてください。

7. コーヒー・紅茶・緑茶・・・カフェインが下痢や嘔吐など体調不良を引き起こしたり、多尿になりやすくなります。

 

身近にある植物毒と引き起こされる症状

1. アマリリス(胃腸炎)

2. イヌサフラン(呼吸低下、ショック死)

3. キキョウ(胃腸炎)

4. キョウチクトウ(運動障害、ショック死)

5. ジャガイモの芽(腹痛、低血圧)

6. ジンチョウゲ(昏睡、ショック死)

7. スイセン(痙攣、低血圧氏)

8. スズラン(衰弱、錯乱)

9. アイビー(痙攣、呼吸困難)

10. ソテツの種子(急性肝毒、凝固障害)

11. ツタ(胃腸炎)

12. ヒガンバナ(神経麻痺、ショック死)

13. ポインセチア(下痢、嘔吐、皮膚炎)

14. ユリ(腎不全)

 

あとは、中毒としてよく見られるものにヒキガエルによるものがあります。ヒキガエルは耳下腺(耳の鼓膜の盛り上がっているところ)から強力な毒素を分泌します。この部分を舐めたりくわえたりすると、毒素は口の粘膜から吸収されます。この毒素は心臓に異常をきたし、ひどい場合は2~3時間以内で死亡することがあります。犬や猫がヒキガエルと遊んでいるのを見つけたら、すぐに引き離し口の中をよく水で洗い、すぐ動物病院へ連れて行ってください。梅雨時期に多く見かけるヒキガエルですが、冬眠に入るまでは油断せずに気をつけてあげてください。

 

 

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獣医師からの健康注意点

ベストな身体・適正な食事を知ろう《獣医師の健康注意点》

こんにちは。先々週から「ペットの肥満」についてお話してきましたが、その前の適正な体型や食事についてに触れてみたいと思います。
犬や猫を健康に育てるためには、人と同じように、痩せすぎ・太りすぎは、よくありません。大きく育ってほしくないから、と成長のために多くのカロリーを必要とする子犬や子猫に与える量を制限したり、喜ぶからといってフードを与えすぎたり、おやつは「別腹」などと思ってはいませんか?

 

1.必要な栄養素の違い

私たち人間と同じように、犬や猫は、脂肪たんぱく質炭水化物、ミネラル、ビタミンを食べ物から摂り入れなければ健康に生きることができません。しかし、人間と犬と猫では、必要な栄養素の割合に大きな違いがあります。
脂肪たんぱく質炭水化物を「三大栄養素」と呼びます。

 

犬は雑食性の動物なので、必要な栄養素は人と似ていますが、たんぱく質などは人よりも多く必要です。

猫はもともと肉食性の強い動物なので、犬に比べてたんぱく質や脂肪を多く含むフードを与えることが必要です。また、人や犬と違い体内でタウリンを作れないためタウリンが十分に含まれたフードを与えないと、眼の障害や心臓疾患を引き起こすこともあります。

 

 

2.適切な食事量はそれぞれ違う

人だって、大人と子どもの食事量が違うように、動物たちも違います。
カロリーの必要量はライフステージや体重によって異なります。多くの市販のフードには、カロリー表示とともに与える量の目安が示されています。しかし、大食いしても太らない人もいれば、すぐに体重にのっかってしまう人もいるように、犬や猫も個体や体質によって必要なカロリー量が変わってきます。

子犬や子猫は、生後約1年で大人とほぼ同じ体です。この間は急激に成長するため、多くのエネルギーが必要になります。1回に食べられる量は限られているので、高エネルギーで消化のよいフードを1日3〜4回に分けて与えましょう。

高齢になると、基礎代謝量が低下して太りやすくなったり、消化機能が低下したりします。腎臓や心臓など内臓の働きも落ちてきますので、塩分やミネラルの取りすぎにも注意が必要です。

市販のペットフードにはカロリーや与える目安が表示されています。けれど、それだけに頼らず、散歩等の運動量、体調などを良く観察して与える量を調節してくださいね。

 

3.適正な体型とは?

人がBMIで肥満度を確認するように、犬や猫の体型から肥満度を判断する基準として、ボディコンディションスコア(BCS)という評価方法があります。5段階で評価し、BCS3が理想的となります。犬と猫それぞれのチェック項目は以下のとおりです。

 

▼犬のボディコンディションスコアと体型

▼猫のボディコンディションスコアと体型

 

4.肥満を防ぐ心がけ

肥満を防ぐには、おやつやごほうびはできるだけ控える、適度な運動をさせるなどの注意が必要です。おやつやごほうびは、動物たちとコミュニケーションを取るひとつの手段。けれど、カロリー表示を確かめて、それらをあげたら、その分だけフードを減らすなどして、1日の摂取量のコントロールを心がけましょう。

 

本格的なダイエットに挑戦するときは、獣医師の指導の下で行う必要があります。
軽〜中度の肥満の場合には、与えるフードの量を通常の30〜40%減らして体重の変化をチェックします。1週間で体重が1〜3%減るくらいの割合で徐々に体重を減らしていくのが適当です。この際、空腹感を抑えるために、1日量を3〜4回に分けて与えます。40%以下まで一気にフードの量を減らすような急激なダイエットは、体に悪い影響を与える危険があります。これは人だって同じことですよね。

 

人も動物も食事無しでは生きていけません。1食1食が身体を作る大切な栄養となっており、食事は毎日の生活と健康な身体に密接に関わってきます。だから大切に考えて、毎日を健やかに過ごせるようにしましょう。

 

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獣医師からの健康注意点

肥満対策とごはんのあげ方について《獣医師からの健康注意点》

こんにちは。「実りの秋」「食欲の秋」を意識して、先週に続いて肥満についてお話します。
肥満は放っておくと、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)つまり生活の質が落ちるだけでなく、重病につながる恐れもあります。ペットが病気になってから、あわててダイエットに取り組もうとしても、糖尿病や心臓病といった病気は消耗が激しく、ダイエットが難しいこともあります。そうなる前に体重コントロールをしっかりすることが大切です。

1.犬にごはんをあげるとき

犬は、1回で1日分の量のフードを食べることができるほど大きい胃を持っています。けれども、1日分のフードを1回で与えるというやり方はあまりよくありません。与える回数が1日1回だけの場合は、慌てて飲み込んでのどに詰まらせたり、肥満になりやすいともいわれています。
成犬では1日分を2回に分けて与えましょう。また、子犬の場合は、1回に食べられる量が少ないため、4回程度に分けて与えましょう。
犬は、目の前にある食べ物をお腹いっぱいになるまで食べてしまいます。おいしそうにいっぱい食べる姿はかわいいもの、ですが、それだと簡単に太ってしまいます。体重や健康状態に合せて与える量は調節しましょう。
市販のペットフードの場合には、パッケージに表示してある給与量の目安を参考にします。また、新鮮な水を常にフードのそばに置いておきましょう。

 

2.猫にごはんをあげるとき

猫は、昼夜を問わずに頻繁に少量ずつ食べる習性があるため、1日分を2〜3回に分けて与えるか、腐る危険性が低いドライフード
を置き餌として使って、いつでも食べられるようにしてもよいでしょう。
ただし、置き餌の場合でも、常に清潔で新鮮な状態にし、衛生を保つことが重要です。水分の多いウエットフードや手づくりのフードなどは、そのまま放置しておくと、腐りやすいため、食べ残しはすぐ片付けましょうね。

 

また、犬と猫を一緒に飼っている飼い主さんへ注意点があります。
ご存知かもしれませんが、ドッグフードを猫に与えるのは危険です。犬は体内でタウリンを合成できる性質をもっています。そのためドッグフードにはタウリンが配合されていません。
それに対して猫は、タウリンを合成することができません。そのためドッグフードを継続的に食べているとタウリン欠乏症になり、最悪の場合、失明や拡張性心筋症になる危険があります。少し食べたくらいでは問題はありませんが、継続的に与えると、タウリンをはじめとして猫に必要な栄養が欠乏し、病気になる可能性もあります。
ドッグフードは猫が食べてしまわないよう、工夫して置いてください。

 

3.ダイエットは食事量を減らせばいいというわけではない!

ペットのダイエットも人間と同様、摂取と消費のバランスが大切です。
例えば、おやつにクッキーを1枚くらいあげるのは大丈夫と思いがちですが要注意!たった60kcalのクッキーも、体重5kgの犬にとっては、人間がハンバーガー1個食べることと同程度のカロリー摂取になります。
その分を運動して消費できれば良いですが、肥満により関節疾患になれば、元気に走り回ることができなくなります。そして、筋肉量が落ちれば、それだけ代謝も悪くなってしまいます。

フードの量を減らすことで必要な栄養素が摂れなかったり、そのせいで余計に代謝が悪くなることもあります。
また、本来、獣医師の処方が必要なダイエットフードをインターネットなどで購入する方がいますが、与える量や期間が決められているのにそれを超えてそのフードを食べ続けることで、かえって内臓に負担をかけてしまうこともあるのです。

 

4. ダイエットは動物病院に相談して一緒に取り組むことが近道

フードの量を急に減らすと、ペットは不満を感じてしまい、人が食べているものを欲しがります。愛犬愛猫に「ちょうだい」と見つめられると、かわいそうに思って挫折してしまうオーナーさんも少なくありません。
そこで、私たちの病院では、フードを替えるとともに、何をどれだけ食べているか、生活を振り返ることから始めます。同時に、食べにくい器に替えて食事にかかる時間を伸ばしたり、1回に与える量を減らし、遊びながらおやつをあげたりといった工夫を凝らします。
オーナーも挫折せずにダイエットを成功させるには、動物病院のノウハウを活かし、正しいフード選びとごはんのあげ方を工夫することが大事です。

 

5.愛犬愛猫が肥満かどうかをチェックしてみよう!

下記の症状は、肥満が原因である可能性もあるため、早めの対策が必要です。もし当てはまる項目があったら、動物病院に相談しましょう。

●最近ガニ股で歩く(太り過ぎで股ズレが痛いから)
●お姉さん座りをする(体重をきちんと支えきれないから)
●散歩に行こうとしなくなった(体が重たくて動きが悪いから)
●「ハァハァ」の息遣いが、濁音気味になった(人間のいびきと同じく、太っていることで咽頭の壁や軟口蓋に脂肪がつくため喉が狭くなるから)

 

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獣医師からの健康注意点

肥満と病気の話《獣医師からの健康注意点》

こんにちは。日に日に秋らしさが増してきて、しのぎやすい気候になってきました。
夏は暑いこともあり食欲が減少するのが通常。一方、秋は「実りの秋」と言うように美味しいものが増え、食欲が増してきます。しかし、食欲のままに愛犬にご飯を与えていると当然ながら太ってしまいます。
「肥満」は人間だけでなく、ペットにとっても問題。しかもペットは自分で食事や運動をコントロールできませんから、飼い主さんが知識を持つことが重要です。愛するあまり、太らせてしまわないように、かわいい子にいつまでも健康でいてもらうために。

◆内蔵も骨も大変!

肥満になると、心臓の病気、呼吸困難、糖尿病、ヒザの痛み、関節の炎症、尿結石症など、いろいろな病気にかかりやすくなります。なぜそうなるのか、からくりを少し説明しましょう。

(心臓)
体重が増えると、いろいろな動作に、より多くのエネルギーが必要になります。より多くの血液を送り出そうとがんばった心臓は、大きくなってしまいます。また、いわゆる「ドロドロ血」になって、動脈硬化を起こし、血液の通り道が狭くなったり、血管の壁が硬くなったりします。すると糖尿病や膵炎などにかかりやすくなりますし、心不全や心筋梗塞にもなります。

(呼吸)
肺も一生懸命、酸素を取り込もうとしますが、胸の容積は肋骨があるのでほとんど変わりません。しかも心臓が大きくなった分、肺は十分に膨らめませんから、肺は一層大変になります。

(関節)
重くなった体を支える股関節、膝関節にも負担がかかります。筋肉や骨、靭帯などの骨格も、体重が限度を超えてしまうと、切れたり折れたり、痛めたりします。痛めて炎症の起こった靭帯や腱をかばって歩くと、背骨、特に腰を痛めます。

(排泄)
猫は、去勢手術後に太ってしまった結果、尿結石による膀胱炎や尿閉塞や腎不全、尿毒症が多くみられます。悪化すると死亡してしまうことも少なくありません。

 

◆なぜ体重が増える?

原因は一つではありません。

1. 食事の量や回数が多い
トッピングも多すぎれば、カロリーのとり過ぎになります。おやつを少し、飼い主さんの食事を少し……その「少し」も積み重なれば太る原因です。

 

2. 運動
室内で飼われていてそもそも運動不足であるうえに、満足な食事が与えられて、いつでも寝ていたら太りますよね。太れば運動も億劫になるし、足腰に負担がかかるのでさらに運動量が減って痩せられない……という悪循環に。
特に猫は、飼い主さんと散歩をすることは難しいでしょうから、より肥満になって解消できないケースが目立ちます。

 

3. 避妊去勢手術の影響
最近は、早い時期に去勢手術や避妊手術をすることで、太りやすい体質になることも多いです。特にオスの去勢手術を行った場合に顕著かもしれません。

 

◆フード選びの4つのポイント

今、ペットフードは、種類がとても豊富で迷うことでしょう。そこで、ペットフードを選ぶ飼い主さんのために、ポイントを4つ紹介します。

 

1. ペットがよく食べてくれること。毎食きちんと食べてくれるのは重要ですし、飼い主さんも安心できます。

 

2. 病気にならないこと。市販のペットフードで病気になる子は少なからずいます。ペットフードの保存には湿度や温度、雑菌の混入を避けることが重要ですが、そのフードに含まれている保存料や添加物、また食材自体に反応してしまう子がいます。アレルギーの皮膚炎、内臓の病気、軟便、おしっこに石が混じるなどが見られる場合は、フードの変更が必要です。動物病院を受診してアドバイスを守ってください。

 

3. 良い便をし、皮膚や被毛、健康状態が良いこと。それが最高です。

 

4. 飼い主さんが与えやすいこと。毎日のことなので用意に手間がかかるのは大変です。また値段も大切ですが、あまりにも安価なものは避けたほうが良いでしょう。無理なく続けられるフードを選択してください。
最近は長生きになり、老齢による病気も目立っています。その年齢に合ったフードを選ぶことも大切です。

 

◆肥満対策フードは医師に相談を

肥満だからと無理なダイエットをすると、体重は減りますが、体内の水分や筋肉、骨が先に減って、脂肪は残ってしまいます。その結果、脱水や貧血、栄養不足で毛艶のない病的な身体になってしまいます。
また、分量をいきなり減らされると、最初は我慢できても、ゴミを漁ったり、人の食べているものを欲しがったりするようになります。
肥満対策のフードは、体に付いた余分な脂肪を減らし、筋肉量や骨密度を維持しながら、健康的に痩せていくことが目標です。動物病院で購入できますから相談してください。

 

最近は、手作りフード・手作りごはんに関心を持つ飼い主さんが増えています。手作りフードは添加物を避けアレルギーの改善などのメリットがありますが、正しい栄養の知識をもって実践しないと栄養が偏ったり、摂取量に過不足が生じる可能性があります。
また、手作りフードに慣れてしまい市販のフードを口にしなくなってしまうと、入院やペットホテルに預ける必要がある場合などに何も食べないという事態になってしまいます。市販のペットフードと手作りフードを上手く使い分け、飼い主さんも愛犬愛猫もストレスの無い食生活を続けて健全に過ごしましょう。

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獣医師からの健康注意点

夏から秋へ季節の変わり目~ペットの体調管理に注意《獣医師からの健康注意点》

ジメジメした日が続いていますが、皆様は体調を崩したりはしていませんか?
夏本番の暑さはピークを過ぎましたが、まだまだ夏の暑さを引きずっておりペットにも様々な影響がでてきます。
皮膚病(湿疹)になる、吐く、または下痢をする、というペットが多くなる季節です。
「痰湿」(たんしつ/胃腸の機能が上手く働かず、水分代謝が滞り、体内に余分な水分が溜まった状態) 傾向になる時期でもあります。

(1) 暑くて体調を崩すとどんな症状がでるの?

重たい水分が体の下の方に貯まる。それが熱に変わる。その熱を排泄しようと、下痢して出すか、余った消化液を吐出してしまう。
または熱を外に出そうと、皮膚に変化が現れます。消化器官と皮膚の状態はつながりが深いので、下痢や便秘だと皮膚や毛髪の状態も悪くなり、皮膚炎が発症する場合も多くなります。
熱による下痢や軟便では湿疹を発症する場合が多いですし、便秘だとクマやくすみ・艶が減るといった変化が出てきます。

(2) 症状が悪化する原因は?

この季節は、竜巻や台風が強く影響します。特に、高齢で心臓が弱いペットは悪化します。
また、テンカンなどの神経疾患があると悪化(頻発)します。気圧の変化の関係と言われています。
症状が出ても焦らないようにし、症状が意外と長引くこともあることも、飼い主さんに理解してほしいと思います。

(3) 暑さによる病気の対策は?

人間なら「湿が貯まるから湿を取るご飯やお茶を飲もう」などと思いますが、犬ではゴーヤを食べるとかハトムギ茶・麦茶を飲むのは無理ですね。新鮮なお水と食べ物で体内から元気になりましょう。
ドライフードを長時間置いておくのはNG。湿気を吸って腐るので定期的に取り替えましょう。

テンカンの発作が出るならば、この時期だけでもお薬を服用してみるなど、ワンちゃんネコちゃんに合った対処法を動物病院で相談してください。
または、発作が出ても「気圧のせいかも」と考え、あせらず様子をみて冷静に対処することも大事です。
大きな声で名前を呼んだり、抱きしめたりすると刺激となり、再びテンカンを引き起こす要因にもなりますので、症状が落ち着くまで見守ってあげてくださいね。

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獣医師からの健康注意点

起こりやすい3つの病気について(フレンチブルドッグ編)《獣医師からの健康注意点》

今回は、フレンチブルドッグの病気のお話。
フレンチブルドッグがかかりやすい3つの病気、あなたはチェックしてますか?

1.呼吸器疾患

気管虚脱や軟口蓋過長、鼻腔狭窄によって寝ている時にいびきをかいだり、運動して息が上がった時にゼェゼェとした苦しい呼吸になったりします。
もともと鼻が短く、軟口蓋が厚く長いことが原因なのですが、肥満や加齢と共に筋肉が弱くなり、気管の弾力も無くなると症状が目立ってきます。

2.皮膚疾患

フレンチブルドッグは皮膚が弱く、アレルギー皮膚炎になりやすい犬種です。
顔のしわや目頭が感染性皮膚炎になっていることが多く、外耳炎も多く見られます。
また、目の周囲や耳が痒いことで自分で引っ掻いてしまい、目を傷つける子が多く、それが原因で結膜炎や角膜炎になる子も少なくありません。
その後、乾性結膜炎(ドライアイ)や白内障になってしまうこともあります。

3.循環器疾患

拡張型心筋症や肥大性心筋症になります。これは呼吸器疾患とも関係があります。
高齢になれば、僧房弁閉鎖不全も多いですし、太っている子が多いので糖尿病やクッシング症候群ってしまうこともあります。

 

かかりやすい病気を知っておくことによって、病気の予防をすることも出来ます。
愛犬のためにチェックしてみてくださいね。

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獣医師からの健康注意点

起こりやすい4つの病気について(トイプードル編)《獣医師からの健康注意点》

今回は、トイプードルの病気のお話。
トイプードルがかかりやすい4つの病気、あなたはチェックしてますか?

1.涙やけ・結膜炎・角膜炎・白内障などの目の病気

トイプードルは、トリミングを怠ってしまうと目に被毛が入りやすく、目ヤニが目頭にこびり付き、涙やけや結膜炎になってしまうことが多くあります。
また、目の周りを気にして擦りすぎて角膜炎になることもあります。
遺伝的に若い時期に白内障になる子もいます。

2.外耳炎・中耳炎などの耳の病気

耳が垂れていて、耳の奥から被毛が生えているので、外耳炎も多く見受けられます。

3.皮膚炎

被毛が毛玉になって絡んでしまうことによって、皮膚炎や湿疹の原因になります。

4.膝蓋骨脱臼

トイプードルはとても機敏で興奮しやすく、階段やソファの上り下り・フローリングで走り回ることが多く、膝を痛め、膝蓋骨脱臼や歩行に支障が出ることも多くあります。
痛めた足を庇って歩くことで、腰や股関節、正常な足も悪くすることも少なくありません。
この場合、痛み止めの内服薬や関節に良いサプリメントの内服で治療します。
大人になって体も大きくなり筋肉や骨格もしっかりしてくると改善することもありますが、徐々に悪化し手術が必要になることもありますので注意しましょう。

 

かかりやすい病気を知っておくことによって、病気の予防をすることも出来ます。
愛犬のためにチェックしてみてくださいね。

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獣医師からの健康注意点

起こりやすい病気について(ミニチュアダックスフンド編)《獣医師からの健康注意点》

今回は、ミニチュアダックスフンドの病気のお話。
ミニチュアダックスフンドがかかりやすい3つの病気、あなたはチェックしてますか?

1.椎間板ヘルニア

一番有名なのは、「椎間板ヘルニア」などの腰痛。
歩行が不自由になり、ひどい場合は立つことも歩くことも出来なくなってしまいます。
他にも、おしっこやうんちもコントロールできなくなることも。
胴が長く脚が短い犬種に多く、床で滑ったり、段差の上り下りから膝や股関節の痛みをかばって歩いたりして発症します。

2.外耳炎・中耳炎

垂れた耳は外耳炎や中耳炎の原因になります。
発症すると、しきりに首を振ったり、後足で耳を掻いたりします。
耳の中を確認すると、耳の中から悪臭がして真っ赤に腫れ、耳垢がひどく溜まりやすくなります。
原因はストレス、湿気(蒸れ)、細菌や真菌、ダニなどです。
耳を掻く仕草が見られたら、耳を綺麗に拭いてあげてください。

3.先天的な体質の弱さに起因する病気

先天的に若い年齢で白内障や進行性網膜萎縮で視力が低下してしまう子もいます。
また、お腹を壊しやすく過敏性炎症性腸炎の子も多く見受けます。

かかりやすい病気を知っておくことによって、病気の予防をすることも出来ます。
愛犬のためにチェックしてみてくださいね。

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獣医師からの健康注意点

お出かけのときの注意点(後編)《獣医師からの健康注意点》

先週から引続き、お出かけのときの注意点や対策をお届けします。
ドライブを楽しんで、無事目的地に到着!
さあ、観光地や宿泊先での注意点も整理しておきましょう。

【観光地・宿泊先】

1.ペットを同伴できるか確認しておきましょう
ペット同伴可能な施設は増えてきましたが、利用規約は事前に確認しておきましょう。
同じ建物の中でもペット同伴OKな場所とそうでない場所があったりもします。
ペットのおトイレをどうするのかも確認しましょう。

2.いつもの身の回り用品も持っていきましょう
タオルケットや毛布、お洋服なども用意しましたか?
旅行だからといって新しいものを用意すると、ペットたちは混乱してしまうかも。
いつも使っている物も持っていくと、ペットたちはとても安心します。
飼い主さんのニオイが残ったタオルやTシャツも、ストレス軽減になります。

3.食器やフードも持っていきましょう
外出先でちゃんとしたペットフードが手に入るかどうかは分かりません。
また、知らない食べ物を前にするとペットたちはやはり警戒し、ストレスを感じます。
いつもの食器、いつものフードも旅行日数分だけ準備しておきましょう。

4.預ける場合は情報をしっかり伝えよう
止むを得ず、ペットたちをペットホテルに預けたりすることもあるでしょう。
預けるときは食事、体調、排泄の時間などを細かく伝えて、相手と信頼関係を気付きましょう。
ペットたちの具合が普段と違うと感じたら、自分達の旅行を諦める勇気も必要かも。

2週にわたって、お出かけのときの注意点をお届けしました。
ちゃんと準備をしておけば、観光地で困ることもありません。
かわいいペットたちと一緒に良い旅行を楽しんでくださいね♪

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獣医師からの健康注意点

お出かけのときの注意点(前編)《獣医師からの健康注意点》

行楽シーズン到来!夏休みのご予定はお決まりですか?
ペットも家族の一員、一緒にお出かけするよ!という方も多いはず。
普段と違うところに行くのは、ワンちゃんたちには驚きや危険がいっぱい!
お出かけのときの注意点や対策を、今回は2週にわたってお届けします。

【車での移動】
1.食事直後に車に乗せないようにしましょう
車に乗ること自体がワンちゃんたちにはストレスかも。
吐いてしまわないように、食後1時間ほど経ってからドライブするように心がけましょう。

2.水分は多めに与えましょう
冷房が効いた車の中は乾燥しやすく、ワンちゃんたちも喉が渇きます。
水とイオン水(スポーツドリンクなど)を何本か常備しておきましょう。
冷凍しておけば保冷剤代わりにも!

3.消毒用アルコールなどを準備しておきましょう
緊張と疲労でペットが吐いてしまうことも。
そんなときでも叱らないでくださいね。
衛生のために消毒用アルコールなどを手元に置いておきましょう。

4.ご褒美を用意しておこう
車の中で頑張ったワンちゃんたちのために、ご褒美を考えておきましょう。
おやつを上げたり、ドッグランで自由に走らせたり。
ペットにとって楽しいことを用意して、「車に乗る=いいことがある」ということを覚えさせましょう。

車に乗るときの注意点、いかがでしたか?
しっかりと準備をして一緒にドライブを楽しみましょう♪
次回は観光地や宿泊先に到着してからの注意点です。

 

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獣医師からの健康注意点

台風をこわがる犬・猫 まずは飼い主さんが落ち着いて《獣医師からの健康注意点》

間もなく8月、もうすぐ台風のシーズンですね。
台風に限らず、自然災害の影響は、人間より数倍も動物たちが過敏に反応します。
まずは、飼い主さん達家族が落ち着いて、冷静になりましょう。

 

【不安時の症状】

1. 過敏になり、飼い主さんを咬んだりすることがある。
2. 大きな音や声を非常に怖がる。
3. 周囲を見渡し、キョロキョロし落ち着かなくなる。
4. 人から離れなくなり、飼主さんのあとをついて歩く。
5. 眠りが浅くなる。
6. 細かい震えが止まらなくなる。
7. 足先などをいつも舐める。
8. 食欲不振になる。嘔吐する。
9. 下痢や血便をする。
10. 猫はおしっこが出なくなる。

 

このような症状がみられても、決して慌てないで、大声で指示したり、叱ったりしないで下さい。特にお子さんが叫んだり騒いだりすると、ペットは興奮し動揺します。

 

【飼い主が気をつけること】

・ドアの開け閉めは気をつけて静かに行う。

・食器やその他のものをなるべく落とさないようにする。

・昼夜を問わず、できるだけ抱きしめるようにする。できれば、夜も一緒に寝てあげる。

・余震などが起きても、飼い主さんが動揺しない。落ち着いて行動する。

・いつでも新鮮な水が飲めるようにしておく。

・ご飯はいつもより少なめに。ドライフードならお湯でふやかすなど、消化しやすいようにして与える。

 

飼い主さんや家族が慌てないためにも、普段からの備えや、避難訓練など積極的に行いましょう。

 

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獣医師からの健康注意点

夏の風物詩「花火」の大きな音にご注意《獣医師からの健康注意点》

犬の聴覚は、嗅覚に次いで鋭く、その感度は人間の約6倍といわれています。物体が落下する音などは、犬は人間の限界の400倍の距離でも聞き取れるといわれています。

犬はどの方向で音がしたかを聞き分ける能力も抜群で、人間が16方向しか判別できないのに対して、犬は32方向です。それは、耳を動かす筋肉が大変発達していて、前後左右に向きを変えられるからで、もちろん立ち耳のほうが、垂れ耳よりも感度はすぐれています。そのため眠っていた犬が、家の人の帰ってくる遠い足音をいち早く聞きつけて玄関へとんでいくことができるのです。

夏の風物詩「花火」はとても楽しみなイベントですが、大きな音に驚くワンちゃんも多いので気を付けましょう。驚いて、パニックになったり、お腹を壊す子も居ます。中には、家を飛び出し、道路を逃げ回って、大怪我をしたワンちゃんも近所には居ます。ご注意を!
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獣医師からの健康注意点

夏の体調不良に注意!《獣医師からの健康注意点》

こんにちは。

梅雨の時期になり、もうすぐ夏真っ盛り。この時期は湿度が多くなってきて、ジメジメし体も重く、だるくなります。飼い主さんも動物たちも疲れ易い時期ですね。

こんな時期は睡眠を十分に摂って、美味しいものを食べて元気になりましょう。

この時期、お腹を壊すワンちゃんが多く来院します。雷で怯えてストレスで下痢になった子や音や振動に吠えて吐いてしまう子、腐敗した餌や落ちているものを食べて下痢になった子など原因は様々です。

お散歩に出ると、道にはいろんなものが落ちていて、飼い主さんも傘で見えにくくなっていたりして、よく観察していないと大変なことになる危険があります。

乾燥のドライフードも変敗することがあるので、湿度の少ない涼しい場所に保管したり、冷蔵庫で保管したりすることも必要でしょう。

頻回の嘔吐をするとか、何度も便をして、便がとても柔らかいなどの症状が見られたら、早めに動物病院を受診しましょう。

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獣医師からの健康注意点

起こりやすい病気について(チワワ編)《獣医師からの健康注意点》

今回はチワワの病気の話。

 

1つ目は、膝蓋骨脱臼。
ヒザを痛めてしまい、スキップのような歩き方や3本脚で歩きます。
家の床をカーペットに変更したり、昇降やジャンプなど後ろ脚に負担のかかる行動をさせないようにしたり、肥満改善が重要となります。

 

2つ目は、水頭症。先天的に脳内の奇形が原因です。
脳の圧力が上がって、症状は活動低下、行動異常、不全麻痺、斜視などが見られます。

 

3つ目は僧帽弁閉鎖不全症。
高齢になった小型犬に多く見られる心臓病で僧帽弁の変形により、心臓内で血液が一部逆流する病気で、発症時はその逆流音として心内雑音がします。

進行すると、咳やゼーゼーと苦しい息づかいをし、肺水腫を伴う呼吸困難を呈し、不整脈などにより突然死する場合もあります。 苦しそうな場合は気管虚脱も考えられます。

 

4つ目は角膜炎。
チワワは目が大きく突出しているため、外傷による角膜炎を起こしやすいです。
まぶしがる、涙や目やにが多い、目の充血あるいは混濁といった症状に日頃から注意しましょう。


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獣医師からの健康注意点

誤食に注意!《獣医師からの健康注意点》

こんにちは。梅雨が続いてジメジメしますね。

以前、青梅を食べたミニチュア・ダックスさんが来院しました。
朝、飼い主さんがお庭の掃除をしていた時に、一緒にいたわんちゃんが落ちていた青梅を食べてしまったとのことです。
青梅には、アミグダリンという青酸の成分が含まれ、中毒の症状としては嘔吐や下痢を示します。
1個食べたからといって、すぐに中毒症状になるわけではありませんが、食べないほうが良いでしょう。食べた実は1cmくらい丸々1個食べたと飼い主さんは言っていました。

食べてから2時間は経過していましたが、吐き出させることにしました。
なかなか吐き出さなかったのですがようやく吐き出したものは、実が直径3cm以上あり、 種が1cm以上ありました。予想以上に大きかったです。

 

この大きさですと、梅の種が小腸に引っ掛かり、腸閉塞を起こしていたかもしれません。
とても危険でしたが、まだ胃の中にあって吐き出すことができたので大事には至りませんでした。
梅や桃、アンズ、プラムなどの種は危険ですので、くれぐれも注意しましょう。

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獣医師からの健康注意点

環境の変化による体の不調について《獣医師からの健康注意点》

愛犬がお出かけの後(ドッグラン、しつけ教室、ドライブなど)吐き始めました。
呼吸が荒く、元気がありません。 そんな場合は、どんな原因が考えられるでしょうか。

 

見知らぬ犬や人と一緒で興奮してしまった、 何か誤飲してしまった、 車に酔った、など色々考えられます。

 

普段と違う環境に出かけると、興奮して息が荒くなり、ハアハアと空気をたくさん吸い込んでしまうことがあります。
吸い込んだ空気で胃がいっぱいになり、胃は何か食べ物が入ってきたかと勘違いし、消化しようと胃液をたくさん出します。
その胃液を吐き出そうとするから苦しくなります。 つまり胃に入った空気がうまく出せない状態かもしれません。

 

ゲップやおならで自然に出ると解消されることも多いです。
ミルクを飲んだ後の人間の赤ちゃんは、抱っこされて背中をトントンされるとゲップをします。ゲップを出さないとミルクが逆流したり、詰まったりしてしまうからです。
わんちゃんも同様に抱っこをして背中を軽くたたいてゲップを出してあげると良いでしょう。
ただし、体の大きな犬種や、胃の深い体型の犬種は、胃捻転になると命にかかわる事態になります。安易に考えず、いつもと様子が違うと思ったらすぐに動物病院で診察をしてください。
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獣医師からの健康注意点

リードは命綱《獣医師からの健康注意点》

犬の散歩でリードが必要なのは、第一に犬の安全のためです。
リードで愛犬の命を守っているのです。
その他の理由は、しつけや他者への配慮のためです。
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ノーリードで犬が事故に遭い、命を落とす悲しいニュースがありました。
早朝で人が少ないから、広い場所だから、とリードをはずし散歩をしていたところ、愛犬の頭と、バイクが接触し、バイクはそのまま走り去りました。
少しぶつかっただけなので、愛犬の様子も変わりなく、いつも通りに過ごしていたところ、午後になり体調が急変、数時間後に亡くなったそうです。脳の損傷でした。

 

ほかにもノーリードが原因と思われる事故や怪我、他者に吠え掛かった、咬みついたなど、事例は少なくありません。
事故以外にも、散歩の途中で自然災害に遭遇することがあるでしょう。地震、雷、突風など、突然の出来事にパニックになった犬は本能で逃走します。
飼い主さんは、どんな時でも「リードは命綱」と心して、愛犬を守っている一本を決して手放さないでください。

 

事故や怪我、迷子は、飼い主さんが防ぐ事ができるのです。
ペットの命を守るのは飼い主さん、あなたです。
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獣医師からの健康注意点

トリミングのリボンはいつ取る?《獣医師からの健康注意点》

こんにちは。関東も暑くなってきました。

まもなく梅雨のシーズン。ジメジメ、蒸し蒸しし始めます。
そうすると、トリミングに行って、さっぱりと被毛をカットすると思いますが、そこでみなさんに確認があります。
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トリミングに行くと、耳にリボンを付けてもらうことがあると思いますが、それをいつまで付けていますか。きちんといつまで!とは決まっていないのですが、すぐに取ったほうが良い場合も少なくありません。

綺麗にカットされ、最後にリボンで飾られて、本当に可愛い姿。写真に収めておきたいですし、そんな姿をずっと残しておきたい。
しかし、ワンちゃんの中にはリボンを気にして、耳をずっと引っ掻いてしまい、外耳炎になってしまう子や誤って目を引っ掻いてしまい傷になったり、毛がもつれて毛玉になってしまいます。
そのため数日中には取り外してください。
1か月後のトリミングに来た時までずっと同じリボンを付けている子も多く居て、大変なことになっている子も少なくないので、時には、トリマーさんに「うちの子は、リボンを付けないでください」と断ることも必要です。
愛犬の様子をよく観察して、気持ちよく過ごさせてあげたいですね。

 
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獣医師からの健康注意点

蒸し暑い季節は、外耳炎や湿疹に注意!《獣医師からの健康注意点》

夏日の気温が続き、雨が降ると蒸し暑いですね。
ペットがしきりに体を掻いていたら高温多湿になるこの時期は要チェックです。
空気中に浮遊する一般に「カビ」として知られる真菌や細菌・ダニなどによる感染で外耳に炎症を起こします。
炎症を起こすと、赤く腫れ、かゆくなる、耳アカがたまる、異臭を発するなどの症状が現れ、不快感がひどくなり、後ろ足でかくようなしぐさをします。
耳が垂れ下がっている犬種(ゴールデン・レトリーバー、Mダックス、マルチーズなど)や外耳道に毛が多く生えている犬種(コッカースパニエル、プードルなど)が炎症を起こしやすいと言われています。

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動物病院で耳アカの一部を採取、顕微鏡で原因が判明することもあり、皮膚の消毒や内服薬で炎症やかゆみをコントロールします。
人と同様、ストレスなどにより免疫力が下がっていると炎症が起こりやすいので、環境面では部屋の温度や湿度の管理、メンタル面では散歩やスキンシップなどでペットが平穏で快適に過ごせるようにしましょう。

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獣医師からの健康注意点

ペットの熱中症に注意!《獣医師からの健康注意点》

さわやかな五月晴れを通り越して東京では真夏日になりました。各地でも気温が上昇しています。
この時期は、ペットの熱中症に注意しましょう!
体が熱く、元気のない様子は熱中症かもしれません。
水とスポーツドリンクを1対1で割った飲み物を与えて保水し保冷剤で体を冷やしながら、すぐに近くの病院へ行きましょう。乳幼児用イオン水はそのまま与えることができて大変便利です。

犬や猫は体が小さいので嘔吐や下痢でも大量の体液を喪失するため急激に脱水します。
症状が続くようであれば、必ず動物病院に相談しましょう。

 

熱中症は短頭種犬に限らず、最近はゴールデンレトリバーやチワワなどにも多く、以前はシベリアンハスキーやアラスカンマミュートにもよくみられました。

熱中症はどんな犬にも、また比較的少ないですが、もちろん猫にも起きるものです。バスタオルを濡らして体全体にかけて体温を下げてあげましょう。過信は禁物です。

いつもより息づかいが荒い、体が熱いなど感じたら、なるべく早く獣医師に相談しましょう。

 

【ペットが留守番している室内】
昨今のマンションやアパートでは、機密性・遮音性が高く、安全性も高いのですが、反面、空気の通り道がないことも多いのです。

お留守番している動物たちは、タイマーでエアコンが消えてしまったり、部屋に閉じ込められ逃げられないこともあります。

部屋に十分な広さがある、もしくは部屋数が多ければ、暑さから逃げることも可能になります。水の入った器を多めに設置しておきましょう。

 

【ドライブ中】
車の中は乾燥し、ペットも緊張状態が続いて喉が渇くので、水分は適度に与えましょう。
水とスポーツドリンクを何本か常備し、1本ずつ冷凍しておくと保冷剤代わりにもなりますね!
冷房をかけていれば大丈夫だろうと数分の油断が熱中症を引き起こすかもしれません。
車中にペットだけを残して出かけないでくださいね!

 

【熱中症予防情報メール】
環境省では熱中症の危険度を示す「暑さ指数」を公表する「熱中症予防情報サイト」が稼働中です。希望者には暑さ指数を無料でメール配信されるシステムです。
このサービスは、環境省が提供している暑さ指数の予測値及び実況値を、バイザー(株)が運営する高速メール配信システム「すぐメール」により無料配信するサービスです。
(但し、情報取得にかかる通信料(利用登録、ホームページの閲覧、メール送受信時に発生する料金)は利用者の負担となります。)
詳しくは参考サイトをご覧ください。
環境省熱中症予防情報サイト

早く冷やしてね!

早く冷やしてね!

獣医師からの健康注意点

マダニについて《獣医師からの健康注意点》

今回は、マダニの話。

犬猫に付くダニ(マダニ)は、畳や絨毯に居るダニ(コナダニ、チリダニなど)とは違います。
畳に居るダニは、人間や動物の皮脂や毛、食物のカスを食べて生きていますが、マダニは吸血することで栄養を獲得しています。

 

マダニは、草の葉先に潜んでいて、動物がその上を通ったり、匂いを嗅ごうとしたりして鼻を近づけたときに、動物に移動します。
皮膚まで歩いていき、皮膚にキバを刺し、継続的に吸血します。
2mm程のマダニは10mmに大きくなり、十分に栄養を摂ったら産卵して増えていきます。
人間も刺され吸血されます。

 

マダニに吸血されると、貧血(犬)になったり、バベシア症(犬)、ライム病(人)、SFTS(重症熱性血小板減少症候群・人)になったりします。
場合によっては、死亡することもあります。
動物の予防は、首に垂らす液体の滴下剤や内服薬が効果的です。
もし吸血しているマダニを見つけたら、適当に除去せずに、動物病院に行ってください。

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獣医師からの健康注意点

フィラリア症について《獣医師からの健康注意点》

気温が暖かくなってくると、飼い主さんも段々と薄着になってきます。
そのころから活発になってくるのは、フィラリアとノミ、マダニ。
今回は、フィラリア症についてお話します。

 

フィラリア症は、「犬糸状虫症」とも言われ、心臓に白いそうめん様の虫体が寄生します。
その虫体が子虫を産み、その子虫が血管の中を流れ、飛んできた蚊がその子虫を含んだ血液を吸い、ほかの感染していない犬にうつす病気です。
重度に感染すると血尿が出たり、呼吸が苦しく運動をしてもすぐにバテたり、咳が出たりします。

 

対応としては、月に1回の内服薬、首に垂らす液剤、注射などがあります。
内服薬が一般的ですね。
この薬は、よく「予防薬」として飲ませていますが、実際は体内に入ったフィラリアの子虫を殺す「駆除薬」です。 そのため、蚊が発生しなくなった2ヶ月後まで飲ませる必要があります。

 

蚊の発生は地域によって異なりますが、関東の場合5月~11月まで飲ませましょう。
薬を飲ませる時期は、通院している動物病院に確認してください。
※南に行くと蚊の発生時期も長くなりますので、旅行へ行く際には、獣医師に相談することをおすすめします。

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獣医師からの健康注意点

狂犬病ワクチンの予防接種について②《獣医師からの健康注意点》

前回、お伝えしたとおり、平成27年度の全国接種率は71%で、地域によっては50%を切る結果になっていますが、なぜでしょう。

 

未接種の理由は、狂犬病はすでに根絶されているから、副作用が怖い、海外では禁止されているのに、など様々です。

日本では根絶に成功したものの、世界規模ではまだまだ流行しており、副作用に関しても絶対にでないワクチンは存在しません。

体調が優れないようであれば接種を延期する、ワクチン接種後は静かに過ごすなどして副作用の影響を少なくすることも重要です。

 

また、海外で禁止されているという場合でも、実際は、「もし発症が確認されればその地域全体の犬を隔離後、必要に応じて殺処分する」ということが飼い主にもしっかりと浸透した上でのことです。

全体の70%に免疫があれば流行は防げる、とのことですが、今の全国接種率では、その70%を維持することも難しい状況になりつつあります。

 

なぜ日本では法律で義務付けられているのか、それにはきちんとした理由があるのです。

ワクチン接種を悩む飼い主にはこう聞くことがあります。

もし、日本で再び狂犬病が発症したとき、あなたの犬が感染したらどうしますか?

感染した状態で人を咬んでしまったらどうしますか?

そのことを、飼い主1人ひとりが考え直す時期に来ているのかもしれませんね。
よりそう猫と犬
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獣医師からの健康注意点

狂犬病ワクチンの予防接種について①《獣医師からの健康注意点》

予防接種で動物病院が混み合う季節になりました。
費用はかかりますが、命を守る予防のひとつです。

 

【狂犬病ワクチン】は、法律で年1度の接種が義務付けられています。

なぜ法律で義務付けられているのか、それは、万が一再び日本で狂犬病が発症した時に、「人の命を守る」ためです。

 

狂犬病ウイルスは、一般に感染した動物の咬み傷などから唾液とともにウイルスが体内に入り感染する場合が多く、傷口や目・唇など粘膜部を舐められるといった濃厚接触でも感染の危険性があります。

ウイルスは人を含む全ての哺乳類に感染します。

人への感染源のほとんどが犬とされていますが、これは人と犬との接触が他の動物に比べて多いためであり、犬以外の野生動物も感染源となっています。

 

発症すると人、動物ともに致死率はほぼ100%といわれ、治療法はいまだないのが現実です。

 

日本では、1957年を最後に60年間狂犬病の発症報告はありませんが、それまで200年以上にわたり苦しめられて来ました。

同じく一度は狂犬病を根絶したとされた台湾では、2013年、回収された野生のイタチアナグマ3頭の死体から、同地域では52年ぶりに狂犬病の感染を確認したと発表されましたが、遡って調査をすると、2010年からイタチアナグマの間に流行していることがわかり、さらには狂犬病に感染したイタチアナグマに咬まれた犬が狂犬病に感染したと報告されました。これにより、ペットショップの8割ほどが開店休業状態に追い込まれました。

アジアは世界でも狂犬病での死亡者が多いインド、中国を抱えており、海を隔てているとはいっても日本は常に侵入の脅威にさらされているのです。

 

しかしながら、日本の狂犬病予防ワクチン接種率は下降傾向にあります。

平成27年度の全国接種率は71%で、地域によっては50%を切る結果になっています。
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獣医師からの健康注意点

猫の散歩(室外飼い)の問題点について《獣医師からの健康注意点》

【お散歩シリーズ⑥】
お散歩シリーズ番外編。
今回は犬ではなく、猫の散歩についてお話させていただきます。
ハーネスをつけてのお散歩ではなく、猫だけでのお散歩についてです。

 

猫の散歩(室外飼い)の問題点とは?
猫は外を散歩することで、なわばりの確認や排泄をおこなっているようですが、そのことが悲しい問題を引き起こしてしまう恐れがあります。
ほかの人の庭を荒らしたり、庭の鳥や金魚に危害を加えたり、自動車の上で爪とぎをしたり、あちこちで糞便をしたりします。 朝に出したゴミをいたずらしたりもします。

 

また散歩中に、交通事故にあったり、猫同士、犬と猫の喧嘩もあります。
その結果、大きな怪我をしたり、感染症になってしまうこともあります。
高いところから落下して骨折したり、有刺鉄線で怪我をすることも多いです。

特に、交通事故は、猫にとっても大変な怪我を負いますが、轢いてしまった運転者である人間の気持ちになってみても、それは決して気持ちの良いものではありません。
突然飛び出してきた猫を避けるために、更なる重大な事故を起こしてしまうことも考えられます。もちろん接触してしまった感触や音は忘れることができません。

そんなトラウマを他人に味あわせないためにも、尚且つ、猫が安全に、そして安心して暮らすためにも、外に出すことはしないほうが良いと考えます。

 

猫は自由にさせてあげたい気持ちもよく分かります。
昔であれば、自然もそこかしこに残り、人や自動車の往来も多くはなく、猫たちも自由に行動することができました。
しかし、人も自動車も激しく行き交う現代において、果たして猫が自由に出歩くことが本当に良いのでしょうか。
大切な家族である猫の安全・安心のために。
そして、猫を取り巻く周囲の人々のためにも、今一度、室外飼いを見直してみませんか?

 

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獣医師からの健康注意点

犬の散歩の時間帯とコースの変化について《獣医師からの健康注意点》

【お散歩シリーズ⑤】
今回は、お散歩の時間帯やコースの変化についてお話させていただきます。

 

時間帯やお散歩のコースで気をつけることは?

 

散歩する時間は、毎日決まった時間にという考え方が一般的かもしれませんが、あえて時々変えるということも大事です。
そして、散歩する人を時々変えるのも良いかもしれません。
時間が決定していると、その時間になると体が自然と反応して、快調なトイレにつながるメリットがあります。
ただ、突然の用事が出来て飼い主さんの都合がつかない時もあるでしょう。仕事が長引いたり、電車の遅延などで、毎日定刻に帰宅できるとは限りませんね。
そうすると、落ち着かず、犬はイライラしたり、イタズラし始めたり、吠え始めたりするかもしれません。
朝夕2回は散歩に行く。そのことだけは決めて、時間は飼い主さんの都合で前後することもあるよ。
いつも同じ人じゃなくて、時々違う人が散歩するよ。 と思わせる。
そうすると散歩コースも異なるし、所要時間も、引っ張る強さも変化することを経験しておくと、ペットホテルに預けた時にも、安心して過ごせるようになるでしょう。

来週は、猫のお散歩について、お話させて頂きます。

 

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獣医師からの健康注意点

犬の散歩時の誤飲、誤食について《獣医師からの健康注意点》

【お散歩シリーズ④】
お散歩シリーズ②でも少しお話させていただきましたが、
今回は、お散歩時の誤飲、誤食についてお話させていただきます。

 

誤飲、誤食などへの注意

散歩をする道路には、いろんなものがあります。

人間が食べ残したものや捨てたゴミ、嘔吐物、糞便、毒物など。
雨の日のあとには、水たまりもできます。
その水たまりに数日前に使用した農薬が雨に流されて貯まっているかもしれません。
それを摂取することによって、多くの犬や猫は、お腹を下したり、嘔吐を繰り返しますが、 時には、死亡してしまう重大なこともあります。

 

散歩する飼い主さんは十分に監視し、それに近づかないことが大切です。
そのため、散歩コースを吟味し、きちんと犬をコントロールできる力や注意できる人が散歩するべきです。
小さな子供にリードを持たせたり、スマホを操作しながらの散歩はやめましょう。
夜、足元が暗くなったら必ず懐中電灯を持参し、何か食べないように、いたずらしたものを確認して、 確実な診断・治療に活かせるようにしましょう。

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獣医師からの健康注意点

犬の散歩前に準備すること《獣医師からの健康注意点》

【お散歩シリーズ③】
犬の散歩前の準備といえば、何が思いつきますか?
今回は、はじめてのお散歩をする前にすることや用意するものについて、お話させていただきます。

 

愛犬とのお散歩デビュー前の準備とは?

散歩を始めるのは、生後4か月目くらい。
混合ワクチンを接種し、十分に病気の免疫力がついてから始めます。
はじめは近所から、5分くらいでも構いません。徐々に距離や時間を増やしていくと良いでしょう。

 

散歩に行く前に、首輪やリード、胴輪に慣れることをお勧めします。
部屋の中で、首輪とリードをしておきましょう。
そして、いざという時のために「待て」「来い」「お座り」などを教えておくと、万が一リードを離してしまった時や首輪が外れてしまったときに安心です。

 

用意するものは、その子の体型に合った首輪や胴輪、リードを用意します。
毎回、散歩の前に、切れていないか、破損はないか、きつ過ぎないか、ゆる過ぎないかを点検しましょう。

 

他に用意して持っていくものは、糞便や嘔吐物を入れるビニール袋や飲み水、水を飲むための器、ティッシュペーパー、暗いところを照らすライトなどでしょうか。
ライトを点けることで、遠くからでも認知してもらえ、自転車や歩行者、車などに注意を促せます。

 

あと、これは必須ではありませんが、今「犬の万歩計」も発売されています。
犬の首やリード、ハーネスに付けて犬がどれだけ歩いたかを計測するもの。こういうのがあるとお散歩もちょっと楽しくなるかもしれませんね。

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獣医師からの健康注意点

犬の散歩時に気をつけること《獣医師からの健康注意点》

【お散歩シリーズ②】
犬の散歩時に気を付けていることはありますか?
今回は、散歩で起こりうる怪我や病気とその予防法についてお話させていただきます。


愛犬と楽しい散歩を過ごすために気をつけること

お散歩途中で起こることで、一番心配するのが、拾い食いでしょうか。

犬が草むらや植物の植わっている茂みに顔を突っ込み、何かを口に入れてしまわないように飼い主さんは十分に注意しましょう。
食べ残したもの、ゴミ、ビニール袋、嘔吐物、糞便、毒物など色々なものがそこにあります。
それを摂取することで、犬の健康が損なわれ、病気になってしまうことが多いです。
時には死に至ることもあります。

 

そして、犬同士の喧嘩も多いです。吠えかかって近所迷惑になることもありますし、
他の散歩している人間も巻き込んで怪我をさせてしまったり、ほかの犬たちも興奮して、
二次的に事故が起こることもあります。
喧嘩をして噛んでしまうことも、噛まれて怪我をしてしまうこともあります。

これは、散歩コースや時間帯をよく考えて散歩し、できるだけお互いに避ける努力が大切です。
その他に、逃げてしまい、交通事故にあうことがあります。

 

季節的には、春は農薬など毒物を摂取してしまったり、毒性植物を食べてしまったりすることが多くなります。
夏は、熱中症が圧倒的に多いですね。あと食中毒。落ちている腐った食べ物を口にしてしまい発症します。
秋は落ち葉についている虫の幼虫を踏んで足先がただれたり、腫れてしまったりします。
冬眠する間近の蛇やカエルをいたずらして口が腫れてしまい来院した犬もいます。
冬は、凍傷。しもやけや肉球を切ってしまうことが多いです。
また、乾いて冷たい空気を吸って、咳が出たり、興奮していきなり散歩に飛び出すことで、心臓に負担をかけることがあります。
年をとったワンちゃんは、起きてすぐに散歩に出掛けずに、少し室内を歩いて身体をほぐしてからの散歩をお勧めします。
これは飼い主さんも一緒ですね。

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獣医師からの健康注意点

犬を散歩させる意味について《獣医師からの健康注意点》

【お散歩シリーズ①】
犬を散歩させる意味について、考えたことはありますか?
今回は、散歩についてお話させていただきます。

 

犬を散歩をさせる意味とは・・・
散歩には犬の運動能力や体力を維持し、外部の匂いや音、風、温かさ、寒さなどの色々な刺激を与えることで脳・神経系を活性化する効果があります。
犬は散歩をすることで社会を知り、ほかの犬や人間と接し、社会性を身に付けます。
運動量としては、室内を歩きまわるだけでも、かなりの距離を歩いていると思いますが、外に出るだけでも犬の気持ちが晴れることもあります。

そのため、重い病気や怪我、老衰による身体能力の低下などで歩けなくなったとしても、できるだけ犬を外に連れ出し、新鮮な空気を吸わせてあげ、日光に当ててあげると良いです。
日向ぼっこだけでも構いません。
抱っこして散歩するのでも構いません。
そうする事で自力で歩けなくなった犬も生きる気力や動く気持ちが生まれます。
ただ、無理はしないでください。
飼い主さんが出来ることをしてあげるのが大切なことです。
犬の散歩に出掛けることは、犬のためにもなりますが、飼い主さんの運動にも貢献します。

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獣医師からの健康注意点

ペットのアレルギーについて②《獣医師からの健康注意点》

こんにちは、先週に引き続き今週もアレルギーの話です。

接触性アレルギーの原因は、食器やおもちゃ、じゅうたん等です。

アレルギー物質と接触していた部分だけに強く反応が出るのが特徴です。

 

安いプラスチックの器を購入してきてご飯を与え始めたら、口の周りだけ赤くなってきて、フードを変えても皮膚症状は改善しない… そんな時に、飼い主さんにもっと詳しく話を聞いてみたら、実は食器が原因だったことがあります。

お子さんが、可愛い愛犬のためにおこづかいで買ってきたおもちゃのゴムボールが原因だったこともあります。

 

吸引性のアレルギーは、反応を起こす原因の大部分を占めるかもしれません。
人間では「アトピー性皮膚炎」と呼ばれます。
ハウスダストや花粉、ダニなどが原因で、それらを吸引して反応が起きてしまいます。
お部屋のお掃除を徹底的にして、空気清浄機をしたら多少改善しますが、完全に避けることは困難です。

 

アレルギーかな?と思ったら、まずは掛かり付けの動物病院で相談してみましょう。

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獣医師からの健康注意点

ペットのアレルギーについて①《獣医師からの健康注意点》

こんにちは、今回はアレルギーの話。
生活環境の変化によって、最近は、アレルギーになる子が増えています。
アレルギーになって皮膚に症状がでる原因としては、食べ物やおやつ(食餌性)おもちゃや食器(接触性)、ハウスダスト(吸引性)などが考えられます。

 

症状は目や口の周り、脇の下、内股が赤くなり、いつも痒がり引っ掻いていたり、掻きすぎたりしてしまい脱毛してしまうこともあります。
ほかには、フードやおかしを食べて軟便になる子も居ます。

 

食餌性のアレルギーならば、原因物質を特定し、それ以外の食材を使ったフードを選べば、かなり改善するはずです。
原因物質の多くはチキン、ビーフ、ポークなどのタンパク質や、おやつにも含まれる乳成分や小麦粉です。

 

気を付けたいのは、お散歩中に会った誰かにおやつを貰ってしまうことです。
あげるほうには悪気はないので困ってしまいます。
逆を考えると、散歩中におやつを与える際には、飼い主さんに聞いてから与えるようにしてくださいね。

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獣医師からの健康注意点

ペットの風邪の治療法について《獣医師からの健康注意点》

風邪の治療法は、飼い主さんもぺットも同じです。病院から処方されるお薬は、熱を上げる手助けをする薬。
ウイルスは熱に弱いので、体温が上がるとウイルスの数は激減します。そのため風邪をひくと体温が上がるのです。
これは細菌やウイルスをやっつける免疫反応なのです。

 

それに加え、咳が出るならば喉の炎症を抑える薬やうがい薬。くしゃみや鼻水が止まらないならば、粘液の分泌を調節する薬。
お腹を下したり、嘔吐したりするのならば胃腸薬。肺の炎症を抑える抗生物質などです。涙がいっぱい出ている時は点眼薬も出します。

 

何よりも栄養を十分に摂って、休息をすることが重要です。
お散歩は少なめに行っても構いません。消化器症状がある子は、1日くらい絶食して、胃腸を休めてあげるのも良いでしょう。

 

予防としては、外出する際には防寒を心掛け、必要ならばペットに洋服を着せましょう。
帰宅したら足先を拭きましょう。留守番する時や寝る時は部屋の暖房を切ってしまうでしょうから毛布やタオルを用意してあげてください。

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獣医師からの健康注意点

人間の風邪は動物にうつる?《獣医師からの健康注意点》

2月も半ばになりましたが、まだ寒い日もありますね。
人間の病院は、風邪やインフルエンザが流行っている時期です。
日々、診察していてよく聞かれるのですが、人間の風邪は動物にうつるのですか?ということ。

 

風邪とは、自身の体調の変化で免疫力が低下した時に、病気の原因である細菌やウイルスなどが体内に入ってきて悪さをしている状態です。

免疫力があるときは、「なんだか寒いな」と感じ、栄養を摂って暖かくして早く寝るくらいで治ってしまいますが、免疫力が低下しているときは熱が出て、寒気がして、鼻水や咳が出て、吐いたりお腹を下したりします。
風邪の原因であるウイルスは、人と動物のものとのでは違うので、人間の風邪がペットにうつることはありません。

 

ただし、細菌やクラミジアも影響をしているので、衛生面を充分に気を付けないといけません。
ペットを触ったあとは手洗いをしたほうが良いですし、飼い主さんが帰宅した際には、バイ菌やウイルスを持ち込まないように、手洗いとうがいを行うことが重要です。

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獣医師からの健康注意点

あなたのペットは何件の動物病院に通っていますか《獣医師からの健康注意点》

動物病院は最低でも3件のかかりつけ医を!
①ワクチン接種や健康診断など受ける近所の病院
②持病に専門知識のある病院
③24時間診察OKの病院

いつ緊急な状況に遭遇するかわからないので、病院情報をしっかり管理しておくことが飼い主さんの大切な責任の一つです。上記の3つの病院は、家族内でしっかり情報共有しておきましょう。
人と同様に動物もセカンドオピニオンを考えて良いと思います。
また、ノミ・ダニ駆除の薬は量販店ではなく、医師から正規品を購入することをお薦めします。市販薬で効果がなく病院に駆け込む患者さんが増えているそうです。

 

また、大切な動物の命を守る飼い主さん自身の健康管理はいかがですか?私達が元気に過ごすことにより、動物達にも快適な環境を整えてあげられます。
救急を受け入れている総合病院などに普段行かない方は、健康診断や人間ドッグで一度診察に行くことをお勧めします。自宅から近いことはもちろん、施設や医師の情報など事前に知っておくことが大事だと思います。
そして、自分が怪我や入院で動けなくなった時に、動物のお世話をお願いできる方はいますか?動物のためを思えば、そうした体制まで整えておくことが大切ですね。

 

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獣医師からの健康注意点

ペットの花粉症~皮膚疾患~《獣医師からの健康注意点》

ペットの資格愛玩動物救命士獣医師からの健康注意点

2017年も春の花粉飛散予測が発表されましたね。

春の訪れとともにやってくるのが「花粉」です。

近年では、犬や猫の花粉症が急増していると言われています。主に皮膚に疾患が出る事が多いです。


犬や猫は人とは違い、肌から花粉を吸収し、身体をかゆがったり、目をショボつかせたりする事が多いようです。
人間と同じようにくしゃみ・鼻水の症状もみられます。
いつもと体調が違うけど春先だから「花粉症」かな、と安易に決め付けず、まずは動物病院で診察してもらうことが大事です。


<花粉症予防策は?>

ワンちゃんには、マスクではなく、洋服。
花粉を落としやすいよう耐久撥水性のある生地で作られた服や、花粉がつきにくいよう、静電気をなるべく抑えられる素材で作られた服など、最近は様々な花粉症予防服があるようです。

お散歩から帰宅したら、玄関に入る前に飼い主さんもワンちゃんも上着を脱ぐのが理想的です。

室内にいつもいる猫ちゃんも飼い主さんが外から持ち込む花粉でアレルギーを起こす場合があります。

家の中に花粉を持ち込まないことが症状を悪化させない対策です。

花粉は空気より重いので床にたまります。
ペットは人間より床に近い所に鼻があり、床に落ちた花粉を吸い込みやすいので、
こまめに掃除することが大切です。

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獣医師からの健康注意点

冬のお散歩はコースに変化を《獣医師からの健康注意点》

もうすぐ2月3日の節分の日。暦の上では、冬から春へと季節が分かれる日ですが、まだまだ厳しい寒さが続きます。
飼い主さんにはつらい季節ですが、 運動・ストレス解消・飼い主とのコミュニケーション、体力面はもちろん精神面でもお散歩は大切です。犬にとってお散歩は大切な日課なので、 頑張って出かけましょう!

暖かい室内からいきなり外へ出ると、寒さに強い犬でも体に負担がかかります。 まずは、室内で関節のマッサージなどして体を温めてから出かけましょう。 飼い主さんのウォーミングアップも忘れずに!

気温や天候によって散歩コースを変えてみてはいかがでしょうか。いつもと違う道を通ると刺激になるので、時間が短くても満足するでしょう。

冬の夕暮れは暗くなるのが早いので、飼い主さんもワンちゃんもなるべく目立つ服装にしましょう。
寒いと自転車は前だけを見てスピードを出していることが多く、 小さなワンちゃんに気付かず事故に遭うこともあります。
キラキラ光るリードや首輪も活用してみてはいかがでしょうか。

帰宅したら、タオルなどでしっかり全身を拭いてあげましょう。雨の日でなくても、冷たい北風や埃で被毛は汚れています。
また、肉球は汚れを拭き取り、たっぷりの保湿クリームでケアしてあげてください。
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獣医師からの健康注意点

猫の目の健康について 《獣医師からの健康注意点》

ペットの資格猫の目は様々な色を見分けることは苦手ですが、光に対する反応は敏感です。
瞳は明るいところでは細い線のようになり、暗いところでは丸く広がり、目の中に入る光の量を調節しています。

飼い主さんから、よくある問いあわせは、以下のようなことです。

・片目または両目を完全につむっている又は薄目になっている。
・涙や目ヤニがひどい。
・まぶたが腫れている。

一番多い目の症状は、結膜炎です。原因の多くは上部呼吸器感染症(猫のウイルス性鼻気管炎や猫のカリシウイルス感染症)であり、くしゃみや鼻汁の排出、なみだ、目やになどの症状を伴うことがあります。慢性経過をたどることがあり、再発が見られます。ほかに、ホコリや異物などの刺激もあります。

【原因】
細菌(マイコプラズマ、ブドウ球菌など)、ウイルス(猫ヘルペスウイルス=猫ウイルス性鼻気管炎など)、真菌(クリプトコッカスなど)、クラミジアです。

【症状】
結膜の充血や涙があふれたり、目ヤニがついている、目の周りの腫れや痒み主な症状です。熱が出て、食欲もなくなり、目をしょぼしょぼさせています。

【治療】
抗生物質の点眼を行います。また、栄養失調やストレスなども原因となるので、定期的な良質フードを与え栄養を付けて免疫力を高め、ストレスにならないようにしましょう。
熱を下げる処置や鼻をきれいに拭いてあげて鼻が通ることで、食欲が出てくるようになります。
そのほかに、痒みが酷いのならば引っ掻かないようにエリザベスカラーを付けるのが必要になるかもしれません。

日々診療をしていて、「人間用で眼に良いサプリメントってあるじゃないですか。うちの猫にはどうでしょうか?」と聞かれます。

猫も人間と同じように加齢とともに、目が見えにくくなったり、白内障になってきたります。
いろんな会社から、いろいろなサプリメントが発売されています。

一般的に猫ちゃんは、お薬を嫌がる傾向があります。
人間と違い、「これは目に良いから、どうしても摂取しよう」とは考えませんので、サプリメントを与えるのは難しいときがあります。
粉剤や錠剤、液体やなどいろんな種類がありますので、どれがその子に合ったものなのか、試してみて、服用できるのならば継続してみてください。
ペットの資格

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獣医師からの健康注意点

寒い時期は特に注意が必要~膀胱炎~《獣医師からの健康注意点》

この時期に気を付けたいのが、膀胱炎。冬場は飲水量や排尿回数が減ることにより膀胱炎が起こりやすくなります。
その中でも多いのが尿石症。膀胱結石、尿路結石とも呼ばれます。日々の生活習慣や体質で、尿の中にミネラル成分が貯まってしまう病気です。

ゴールデンお散歩

【原因】
膀胱炎になる原因はいくつか考えられます。
1.外傷性のもの ・・・ 高いところから飛び降りた拍子などお腹をぶつけた時になります。
2.細菌性のもの ・・・ 尿の出口から細菌が逆流して尿道や膀胱が感染して炎症になったもの。
3.尿結石
ほかにも腫瘍があるなど原因はありますが、多くはこの3つかもしれません。

尿石症は、体質が関係していますが、日々の食生活や運動、トイレに行く回数や飲水量なども影響します。尿路に結晶ができ、その物理的刺激で尿路が傷つけられ炎症や出血を起こします。そして、その結晶が集まってきて結石になり、それが尿路のどこかにつまってくると尿が排出できなくなり、膀胱破裂や腎不全、尿毒症で死亡することもあります。

【症状】
尿石症で多い症状は、下記の通りです。
■何度もトイレに行く
■トイレに行っても少ししか尿が出ない
■抱き上げようとすると嫌がって鳴く
■尿の色が変化し、赤い血尿をしている
■発熱、食欲不振

尿検査をすると、尿に血液が混じっていて、アルカリ性(pH8~9)を示し、遠心分離した尿を顕微鏡で見ると、ストラバイトなどの結晶が観察されます。慢性化し重症なものでは、レントゲン撮影すると膀胱内や尿道中に結石が観察されます。

【治療】
治療は、炎症を抑えるための抗生物質と血液が出ているので止血剤などです。
尿結石ができやすい体質になっているので、その石を貯めない、石を溶かす食生活を徹底します。今は美味しくて石になりにくくする処方食がいくつものメーカーから発売されていますので、そのフードを中心に食べ続けることが治療であり予防になります。
その他には、サプリメントなども使用されています。

【予防】
水分をたくさん摂って、太らないように適度な運動、決められたフードを食べ続ける、トイレにいつでも我慢せずに行かれるようにトイレの設置数を増やすやトイレを静かな場所に移動するなど。また、トイレの定期的な掃除が重要です。

 

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獣医師からの健康注意点

犬の5大予防について《獣医師からの健康注意点》

体の中は健康そのものであっても、外から入ってくる病気の予防はなかなか難しいところです。
だからこそ、病院で行う予防も健康を維持する秘訣です。様々なウイルス、虫、病気からしっかり愛犬を守るために、今回は特に外せない犬の5大予防についてお話します。

ペットの資格
① 狂犬病予防接種
日本では「狂犬病予防法」という法律で、生後91日以上の犬には狂犬病ワクチンの接種が義務づけられています。毎年1回注射をして市や街に登録しなければなりません。そして交付された注射済票を必ず犬に付けておかなければなりません。


② 混合ワクチン接種

年に1回、継続して注射をしていきます。ジステンパーやパルボウイルス感染症などを予防できます。

 

③ フィラリア予防
蚊が媒介する病気です。この虫は「そうめん状」で、血液中や心臓に寄生します。その病気になってしまうと、心臓が苦しくなったり、咳をしたり、お腹に水が貯まったり(腹水)します。毎月1回、お薬を服用することで予防できます。そのほかに、注射や首のところに滴下するお薬もあります。時期は、住んでいる場所にもよりますが、5月~11月の7回予防します。


④ ノミとマダニの予防

お散歩中に草むらに入るとダニが犬の体にくっつくことがあります。また、野良猫が常駐している場所などは、ノミが発生していることがあります。ノミやダニは、皮膚にくっついて血液を吸います。そのため、刺された部位が痒くなったり、精神的に不快になったり、貧血になってしまいます。犬猫だけでなく、飼い主さんも刺されてしまいます。予防としては、首のところに滴下するお薬があります。ほかに、内服するお薬や昔からあるノミ取り首輪もあります。月に1回、年に6回予防します。


⑤ 腸内寄生虫の駆除

ワンちゃんは、毎日の散歩も楽しくて興味深々。なんでもクンクン嗅ぎまわったり、時にはペロッと舐めたり、口に入れたりします。そこで、お腹の中に寄生する虫を貰ってきてしまうこともあります。腸内寄生虫がお腹にいると、子犬の成長に支障が出たり、よく食べるのに痩せてきたり、ずっとお腹を壊したりします。そんなことが疑われる時には、検便をして虫卵を発見し駆虫薬を服用します。腸内寄生虫の駆除は、愛犬のためでもありますが、一緒に住んでいる飼い主さんの健康も守ることになります。年に3~4回の検査と駆除をお勧めいたします。

ペットの資格
2017年も愛犬が健康に過ごせるように♪まずは予防から始めていきましょう!

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獣医師からの健康注意点

ペットの車酔いを防ぐ環境づくりを!《獣医師からの健康注意点》

年末年始に車でペットとドライブ、旅行、帰省される方も多いでしょう。
ペットが車酔いにならないように、車好きになってもらうように、環境づくりをしてあげてください。

安全快適にお出かけしよう!

一緒だと楽しいよね♪ 安全快適にお出かけしよう!

 

 

「食事は乗車30分~1時間前に済ませましょう」
大人も子供達も同様ですが、お腹いっぱいで車の後部座席に座ると、揺れにより気分が悪くなります。
出発前に余裕をもって食事を済ませ、SAやお店で休憩する時は食事後30分ほど経ってからドライブに戻りましょう。車中でのおやつも楽しみのひとつですが、ペットが同乗している時は我慢して!ニオイに敏感なので飲食は控えましょう。吐いてしまってもペットを叱らないで!消毒用アルコールなど準備しましょう。
ただし、車の中は乾燥し、ペットも緊張状態が続いて喉が渇くので、水分は適度に与えましょう。

 

「最初は5~10分のドライブから」
少しずつ距離を伸ばして車に慣れさせましょう。長距離ドライブの場合は、多めに1~2時間に1度は休憩をとり、新鮮な空気に触れることで、ペットも運転手も皆気分よく過ごせますね!目的地に着いたらおやつを与えたり、散歩をさせたりと、犬にとっての「楽しいこと」を用意しておくと「車に乗る=いいことがある」と思うようになります!

 

「普段使いのおもちゃ、食器など必需品」
旅行だからと新しいものを用意すると、混乱させてしまう場合があるので注意!
普段使っているタオルケットや毛布、いつも遊んでいるおもちゃなどを傍に置くなど、犬にとって「安心が出来る場所」を確保してあげましょう。食器やフードも普段のものを旅行日数分準備して出かけてくださいね。

 

「車中のニオイに気をつけて」
ニオイに敏感なので、車の中の排気ガスのニオイ、食べ物のニオイ、芳香剤の匂いなどで車酔いをしてしまう場合もあります。車の中は芳香剤などを置かず、車の中のニオイに気を配りましょう。

 

「走行中はケージやキャリーバッグが指定席」
揺れや振動の影響を受けにくくする為に、車に乗っている間はキャリーバッグやクレートに入るように訓練しておくことも必要です。万が一の事故の時も、クレートやキャリーバッグが犬を守ってくれます。

 

「停車したらまず車内でリードを」
急にペットが飛び出してしまう場合がありますので、車のドアを開ける前に必ずリードをつけておきましょう。ペットを車内に置き去りにすると、夏場は熱中症、冬場でも脱水症になる危険がありますので避けましょう。車内で待たせる場合は必ず誰かが付き添ってあげましょうね。

 

「万が一に備えて」
はぐれた時にすぐ連絡してもらえるよう、迷子札に携帯電話の番号を書いておきましょう。急な体調変化を相談できるよう、かかりつけの病院の連絡先を控えておきましょう。目的地や通過地点の24時間診察OKまたは休日対応のどうぶつ病院なども調べておくとより安心です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

獣医師からの健康注意点

犬の風邪~ケンネルコフに注意~《獣医師からの健康注意点》

ペットの資格愛玩動物救命士獣医師からの健康注意点

乾燥注意!部屋の湿度管理してね

乾燥注意!部屋の湿度管理してね

ワンちゃんが急に激しく咳をしたら要注意!

冷たく乾いた外気を吸い込むことで咳がでます。
免疫力が下がっているとケンネルコフや肺炎を併発し、発熱、鼻水、目やに、くしゃみなど風邪のような症状も表れます。

ケンネルコフはワクチンで予防できますので必ず接種してください。
ワクチン接種が済んでいない子犬や接種後間もない場合は複数の犬が集まる場所に行かないようにしましょう。
風邪の呼吸器疾患は加湿器をつけることで改善されますので、掃除をきちんと行い、部屋の換気もしてください。
高齢の場合は心臓疾患が原因での咳をすることがありますので、その見極めも必要になります。
早めに診察受けましょう!

咳をしているからといってただの「ケンネルコフ」だと思っていても、実はフィラリア症や心臓病、ほかの呼吸器系の病気にかかっている可能性もあります。

「元気や食欲もあるし、軽い咳をしているだけだから」といって簡単にケンネルコフだと自己診断は禁物。
咳が出ている原因を動物病院でしっかりと診断してもらうことがとても重要です。

ワクチンを接種しても、特に空気の乾燥する冬は寒冷による体力の低下でウィルスや細菌に感染しやすい状態になるため、ケンネルコフの発症も多くなります。

寒さを元気に乗り切るためには、適度な運動や遊びの後にゆっくり休むことも必要ですね。
かかりつけの動物病院がお休みになる年末年始は、緊急対応病院をチェックしておきましょう。
チワワ

 

 

獣医師からの健康注意点

毛球症について《獣医師からの健康注意点》

こんにちは。今日は毛球症のお話。

犬も猫も季節の変わり目に換毛をします。
特にネコちゃんですが、日々被毛を舐めて毛つくろいをしています。その舐めとった毛をすべて飲み込んでしまって起きる病気が毛球症。

普通は、うんちとして排せつされるか、毛の塊を吐き出すことで体外へと排出します。ただ、その貯まっていく過程で、食欲が無くなったり嘔吐をしたりしますが、出てこないことが続くこともあります。

そんな時には「ヘアボールコントロール」とか「毛球にも配慮」などと書かれたフードを与えてください。それでも治らない時は動物病院を受診しましょう。内服薬を出します。

動物病院では「病気だ!」と隅から隅まで検査をした後、特に異常もなく、「なんでだろう...」と思うことがあります。後日、1回ドバッと吐いてケロッとなり、「あっ、毛球だったのね」ということも多くあります。しかし、「毛球症だろ」と考えていると実は怖い病気が隠れているかもしれませんので注意は必要です。

獣医師ワンポイント

大切なペットの体の仕組みを学び、病気を予防、もしもの緊急時や災害時に冷静に対処する知識を修得する「愛玩動物救命士」は、2003年開講以来、飼い主さんはもちろん、ペット関連事業者や動物専門学校の先生方からも信頼が厚い資格です。
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獣医師からの健康注意点

冬に多い犬や猫の泌尿器系疾患《獣医師からの健康注意点》

 

秋から冬にかけて脂肪を蓄えようとする本能で、
・いつも以上に食べて太ってしまう
・寒いので運動量が減り、トイレも面倒がちで行かなくなる
などが原因で起こります。

水をたくさん飲んで、活動・運動をすれば、結晶は結石になる前に尿と一緒に排出されますが、動かない・水を飲まないとなると、尿が長く体内に留まり下部尿路疾患になる恐れがあります。尿道の長いオス犬は特に気をつける必要があります。
メス犬も膀胱炎などに注意してください。
日頃から水分摂取量が少ない猫は、寒くなるとますます水分を摂らない傾向にあります。オス猫は尿石症を伴う尿道炎や膀胱炎を起こすことがあります。何度もトイレに行ったり、トイレに入ってなかなか出てこなかったり、またトイレで唸っていたりするようならば、便またはおしっこが上手く出ていないと考えられます。
尿が丸一日出ないことで尿毒症や腎炎になり、放っておくと命に関わることもあるので、普段と様子が違うと感じたら急いで動物病院へ!季節ごとにかかりやすい病気を知ることや予防対策は、飼い主さんの務めです!
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大切なペットの体の仕組みを学び、病気を予防、もしもの緊急時や災害時に冷静に対処する知識を修得する「愛玩動物救命士」は、2003年開講以来、飼い主さんはもちろん、ペット関連事業者や動物専門学校の先生方からも信頼が厚い資格です。
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獣医師からの健康注意点

ペットの火傷にご注意を!

獣医師からの健康注意点

秋が深まり肌寒くなってくると、そろそろ暖房器具の出番ですね。
わんちゃん達は、冷たい空気がたまる床面の近くにいます。私達以上に気温の変化に敏感になり、体調を崩しやすい季節です。 暖房器具を上手に使い、飼い主さんもペット達も快適に過ごしましょう。

 

ペットの火傷にご注意を!

  • 電気のコードやコンセントを噛んで、感電事故を起こす場合があります!
    特に子犬や子猫は要注意!万が一コードを噛んだ場合は、すぐにブレーカーを落とし、飼い主さんが感電しないようにゴム手袋をはめてから、コンセントを抜いて下さい。意識を失っている場合はすぐに病院へ「緊急です!」と言って連絡を入れてください。元気があっても、口の中やまわりを火傷していたりするので、必ず診察を受けるようにしましょう。感電は冬以外でも通年起こりますが、冬場は電気ストーブやホットカーペットのコードが増えるので特に気をつけましょう。ウサギやハムスターも同様に注意が必要です。
  • ホットカーペットで低温火傷!
    低温ヤケドをすると皮膚が真っ赤になり、毛が抜けたり、赤く腫れて水ぶくれになることがあります。動物は被毛があるので発見しにくく、数日後に気づくということも。お腹のあたりを注意してみてあげてください。飼い主さんの判断で薬やクリームなどは塗らずに、動物病院を受診してください。
  • 猫はお風呂のふたの上も大好きです
    体重で蓋がずれ、湯に落ちて火傷をしたり、溺れたりしないように気をつけてあげて下さい。

猫ストーブ

 

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肛門腺の処置について

a0007_000554こんにちは。この頃、動物病院に肛門腺を詰まらせた患者さんが多く来院するそうです。

肛門腺とは、犬猫のお尻にあり、強い匂いの液体を分泌するところです。肛門を中心として時計で例えると4時と8時の方向に左右1つずつ液体を貯める袋(肛門嚢)があります。

お散歩に行くと犬たちが集まって、お尻の匂いを嗅いでいると思いますが、それはこの肛門腺の匂いを嗅ぎ合っているのです。日々、ウンチをした後にその液体は体外に排出されるのですが、時々それが排出されなくなることがあります。そうすると、動物たちはお尻付近がむず痒くなり、そわそわしたり、しきりにお尻を舐めたり齧ったりします。

そんな時にはトリミングサロンや動物病院などで肛門腺を絞る処置をするのですが、飼い主さんはなかなか気が付かないこともあります。それを長い期間放置しておくと、その肛門腺が破け、肛門の横にもう1つ穴が開いたようになります。貯まりすぎない子も居ますが、小型犬は月に1回は肛門腺の処置をしてあげてください。

 

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獣医師からの健康注意点

★わんちゃんの洋服について★

こんにちは。肌寒くなってきましたね。もう冬服の出番です。

飼い主さんから、ワンちゃんに洋服を着せたほうが良いかという質問があります。

昔は柴などの日本犬や雑種が多く、日本の気候に適応した体や被毛ですから服など必要ありませんでした。 今人気の小型犬は皆、日本と気候が違う外国から来た犬種ですので短毛や無毛であったり、シングルコートで下毛がなかったり、寒さに耐性がなかったりして、寒さに震えている愛犬を見て飼い主さんが少しでも温かくしてやりたいとの思いから、服を着せたり暖房をつけたりしています。ただそこには、飼い主さんの趣味や自己満足も含まれています。

治療という観点からは、病気の時や手術後など、洋服を着ている方が術後の回復が良いという報告があります。手術部位は毛を刈られてしまい、大きな傷もでき、治癒するときに傷口が痒く、掻き壊したり舐めたりしないように覆う意味で、洋服は効果があります。

可愛いデザインの服も多く販売されています。素材や縫製を確かめて、楽しいペットライフを満喫してください。

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獣医師からの健康注意点

猫の発情の話

こんにちは。今回は猫の発情の話。

猫には「発情期」というものが存在します。時期は2月と10月前後。春先と秋口です。

この時期には、オスもメスも相手を求めて一斉に夜中に鳴きます。ここでオス猫同士の争いも頻繁に起こりますし、喧嘩で怪我をしたり、逃走して迷子になったりする猫も多くなります。

猫は「交尾排卵動物」と言って、交尾の刺激でその都度排卵が行われます。そのため不特定多数のオスと交尾して、いろんな模様や配色の子が一斉に産まれるのです。妊娠期間は約60日。1回の出産で3~6匹は生まれてきます。だから4月頃や12月頃に野良の子猫が多く保護されるのです。

不用意に猫を増やさないためにも、また、病気の蔓延を防ぐためにも、メス猫の不妊手術やオス猫の去勢手術が有効です。そして猫を外に出さない努力と工夫が大切です。

 

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